有馬記念2012年の穴馬は？枠順・血統などのデータから分析その２【Ｇ１特別コラム】

2012年12月19日

穴馬レーダー！競馬天気は今秋のＧ１において、天皇賞・秋ではエイシンフラッシュを当コラムで推奨し、マイルチャンピオンシップではサダムパテック、ジャパンカップダートではホッコータルマエ、阪神ジュベナイルフィリーズではレッドセシリア、朝日杯フューチュリティＳではロゴタイプを推奨。秋のＧ１での良い流れ（ドリームバレンチノ→アロマティコ、ベールドインパクトを推奨！）を維持できています。

そこで今回のＧ１特別コラムは「有馬記念2012年の穴馬は？」と題し、枠順・血統などのデータから有馬記念穴馬を分析していきたいと思います！４日間のコラムをぜひお楽しみください。

■有馬記念2012穴馬候補ファイルその２「ナカヤマナイト」

現役屈指の中山芝巧者。ここまで馬券圏外に敗れたレースは海外・関西圏・東京に限定されており、今回は天皇賞・秋から有馬記念一本に絞ったローテーション。陣営も中山向きだとはっきり意識している証拠です。

ローテーションに関しては有馬記念でもその傾向がはっきり見えていて、過去10年の有馬記念において前走天皇賞・秋から臨んだ馬の成績は【３・０・２・５】複勝率50.0％。マツリダゴッホの大駆けやドリームジャーニーのひとマクリなど、鮮烈な競馬が多いのが特徴です。

★ローテーション評価…Ｓ（天皇賞・秋から直行組は好走率高い）

■コース適性

コース適性はどうでしょうか。

先ほども挙げたように現役屈指の中山芝巧者であるナカヤマナイト。中山芝は【３・２・０・０】連対率100％を誇ります。

絶好の枠を引いた天皇賞・秋は枠の利を活かし切れず大外を回るレース・・・今回こそ好枠を引き当てロスのない競馬と行きたいところです。

★コース評価…Ｓ（中山芝は連対率100％）

■騎手

では、ナカヤマナイトに騎乗予定の柴田善臣騎手は？

デビュー時から一度も手綱を渡したことのない同騎手は、まさにナカヤマナイトと人馬一体の強い絆。今年は昨年の勝ち鞍を大きく上回り、エリザベス女王杯では久々のＧ１制覇を達成するなど熟練の技に磨きがかかっている印象です。

そんな柴田善騎手をもっとも狙える条件が、有馬記念と同じ非根幹距離重賞。

エリザベス女王杯もそうですが、宝塚記念やオールカマー、セントライト記念などここ数年の勝ち鞍のほとんどが非根幹距離重賞です。この条件では馬も騎手も器用さと経験が求められますが、柴田善騎手はその部分が傑出していると。

有馬記念では目立たない存在になってしまっていますが、メンバーが落ちた今年なら主役を張れるだけの存在と言えそうです。

★騎手評価…Ａ（鞍上は非根幹距離重賞のスペシャリスト）

◇明日も続きます！母父が魅力の穴馬の正体は？
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