2012年12月14日
穴馬レーダー！競馬天気は今秋のＧ１において、天皇賞・秋ではエイシンフラッシュを当コラムで推奨し、エリザベス女王杯ではピクシープリンセス、マイルチャンピオンシップではサダムパテック、ジャパンカップダートではホッコータルマエ、阪神ジュベナイルフィリーズではレッドセシリアを推奨。秋のＧ１での良い流れ（ドリームバレンチノ→アロマティコ、ベールドインパクトを推奨！）を維持できています。
そこで今回のＧ１特別コラムは「2012朝日杯フューチュリティＳ×穴馬」と題し、枠順・血統などのデータから朝日杯フューチュリティＳ穴馬を分析していきたいと思います！
◇アノＧ１馬に激似？クラウンレガーロ
持ったままで制した新馬戦から超ハイペースの小倉２歳Ｓ→超スローペースのデイリー杯２歳Ｓと連対率100％をキープし続ける馬。デイリー杯２歳Ｓ後はここ一本に照準を絞り、良いガス抜きができたことでしょう。
重賞２着２回と詰めの甘さが目立ちますが、戦績がものすごくダブるのが2006年の朝日杯フューチュリティＳ２着馬・ローレルゲレイロ。この馬もまた函館２歳Ｓ→デイリー杯２歳Ｓ２着と重賞では勝ち切れず。本番では７番人気に甘んじましたが、ここでも２着と大崩れすることはありませんでした。
鞍上は先週年間最多騎乗記録を更新した鉄人・幸英明。レッツゴーキリシマで10番人気２着の激走経験がある得意レースだけに、騎手という点でも後押ししてくれそうです。
◇こちらはアルフレードに激似・・・ゴットフリート
抽選を潜り抜けた２勝馬のうちの１頭。出走のハードルが阪神ジュベナイルフィリーズより高い朝日杯フューチュリティＳは、２勝馬すら抽選の対象になってしまいます。
クラウンレガーロの項でローレルゲレイロに似ているという話をしましたが、ゴットフリートは戦績（２戦２勝、前走きんもくせい特別）・馬主（キャロット）・血統（母父サンデーサイレンス）と昨年の勝ち馬アルフレードに激似。嫌でもその再現に期待したくなります。
◇「成長度」が見逃せない、ロゴタイプ
休み明けの前走ベゴニア賞をレコードで制したロゴタイプ。こちらもゴットフリートと同じローエングリン産駒ですが、前走の一変ぶりには驚かされました。
・洋芝で時計のかかる北海道→高速馬場の東京
・右回り→左回り
・芝1800ｍ→芝1600ｍ
・前走時馬体重486ｋｇ（＋18ｋｇ）
これだけの不安要素がレース前にありましたが、それをすべて跳ね除けての勝利。休みを経てパワーアップした印象で、この時期重要な成長度を踏まえればさらなる上積みがあってもおかしくありません。
（競馬天気：朝日杯フューチュリティＳ特別企画）
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