ダノンバラード、クラシック戦線では皐月賞までが勝負か

2010年12月27日

●12月25日 中山12R 1着カリバーン

2200mは初距離だったが、あっさり克服して1着。クラス・場所・距離を変えながら連対を外していない安定感は特筆に値する。このレースぶりを見る限り距離はもう少し伸びてもこなせそうで、2500mまでをひとつの上限として見てみたい。

●12月25日 阪神11R 1着ダノンバラード

京都2歳Sでは3着に敗れたが、直線坂のある阪神コースで巻き返した。同馬はこれまでの上がり3F最速が34.6秒であり、そのときの上がり3F順位とて2位。決して切れるタイプではない。クラシック戦線では明らかに皐月賞向きであり、スローの上がり勝負が想定されるようなレースで嫌い、淀みない流れで上がりが掛かる展開で狙うというスタンスを取りたい。

●12月25日 小倉11R 1着アスターエンペラー

同脚質の馬が多かったが強引にハナを切り、そのまま押し切った。同馬を追いかけた馬が人気を裏切り、人気薄の差し・追込馬を連れてきた点からレースそのものを壊すだけのスピードを持っていることがわかる。今後、同馬が出走するレースは「荒れる」という前提の下で予想を組み立てるという戦法もアリかもしれない。

●12月26日 中山10R 1着ヴィクトワールピサ

終始内々の経済コースを通り、早め先頭からブエナビスタの追撃をハナ差しのいだ。中山で33秒台の上がりを使ったブエナビスタに勝つにはこれしかないといった騎乗で、スローの瞬発力勝負を見越して早めに動いた鞍上のファインプレーだろう。ネオユニヴァース産駒はこれが2500m以上の距離における初勝利だが、距離はこれがギリギリといった印象。来年は海外に戦いの場を求めることになるだろうが、アメリカやドバイのような比較的軽い芝なら好勝負になるはずだ。

●12月26日 阪神12R 1着シルポート

これまで1600mでの実績がなかったが、マイペースに持ち込んで悠々逃げ切った。ワンペースでしか走れないモロさはあるが、それゆえハマった時は後続を寄せ付けない勝利となる。また、好調期にまとめて走るタイプでもあり、次走どんなレースを使うにせよ注目したい。

●12月26日 小倉12R 2着ヤマカツマリリン

前走がフロック視されて今回も人気薄ではあったが、その低評価を覆して2着に好走した。同馬は父グラスワンダーだが、12月の芝におけるグラスワンダー産駒の成績は【5・3・2・16】複勝率38.5%、単勝回収率201%。時計のかかる冬の芝に滅法強く、今後も冬の間は同産駒の評価を上げるようにしたい。

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