2013年02月07日
騎手や厩舎、さらには馬主など１人にスポットを当て、まるまる１ヶ月徹底分析、馬券にもつなげちゃおう！という穴馬レーダー！競馬天気の新コラム「連載！騎手×厩舎」。特徴としては、ずっとその人を追いかけることで、人となりや馬券的妙味を知ることができるということです。
「連載！騎手×厩舎」。
第４回は現在関東リーディングトップを走る北村宏司騎手です。
騎手としては中堅の領域に差しかかった同騎手ですが、関東所属の蛯名・横山典・内田博騎手といったあたりと比較すると地味な印象は拭えません。蛯名×アパパネ、横山典×カンパニー、内田博×ゴールドシップといった「名コンビ」を生み出せないことが理由として挙げられそうですが、腕は確か。きっかけ次第で一気に行きそうな気もするんですが・・・
■毎年コンスタントに安定した成績を・・・
では、まず北村宏司騎手の近５年における度別勝利数・複勝率推移をご覧ください。
【勝利数】
2008年：55
2009年：87（前年比＋32）
2010年：60（前年比−27）
2011年：78（前年比＋18）
2012年：88（前年比＋10）
【複勝率】
2008年：25.3％
2009年：26.7％（前年比＋1.4％）
2010年：23.2％（前年比−3.5％）
2011年：26.7％（前年比＋3.5％）
2012年：30.2％（前年比＋3.5％）
多少の差はあれど、毎年安定した好成績を残しています。関東の騎手は北村宏司騎手を基準に、この成績より上にさきほど挙げた３人（蛯名・横山典・内田博騎手）が、北村宏司騎手とほぼ同じ、もしくはやや下のところに中堅・ベテランが名を連ね、その下の世代はポッカリ穴があいています。この図式が、関西と比較して関東若手騎手が伸び悩む理由にもなっているのでしょう。
■北村宏司騎手といえば「ダイワ」
さて、そんな北村宏司騎手がもっとも似合う勝負服は「ダイワ」に他ならないでしょう。
上記集計期間内で33勝を挙げており、その中にはダイワワイルドボアでのセントライト記念勝ちも含まれます。３度の騎乗機会があった2013年先週終了時点でも１，４，４着とズバ抜けた成績です。
では、配当妙味という点で北村宏司騎手と相性の良いコンビは？
・・・と今週はここまで。次回からはその週の成績、調教師や馬主との相性も絡めてさらに北村宏司騎手を徹底解剖していきたいと思いますので、お楽しみに！
（北村宏司騎手を徹底分析！第２回に続きます）
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