2012年06月23日
●回復急な福島芝、明日は高速馬場を想定【２回福島３日目馬場傾向】
福島芝は稍重→午後から良。どうも福島芝にも東京芝と同じく「内から乾く」特性があるらしく、勝ち馬はすべて４角３番手以内にいた馬。外枠の差し馬が面白いように人気を裏切っており、内枠から予想を組み立てたいところだ。時計は馬場が乾いた午後からだいぶ速くなっていた点から、明日は高速馬場を見越したい。
福島ダートは重→午後から稍重。こちらは芝とは対照的に外枠のマクリ差しが利く馬場。とりわけ芝→ダート替りの好走馬が目立っており、福島にしては軽いダートだったことが推測される。馬場が乾く日曜はパワー型の台頭に気をつけたい。
●この日の阪神芝2200ｍは１〜５着をすべて馬番ふた桁番の馬が独占【３回阪神７日目馬場傾向】
阪神芝は良。先週からの外差し馬場は継続され、それに今週は外枠有利という要素が乗っかった。宝塚記念と同じ芝2200ｍは１〜５着をすべて馬番ふた桁番の馬が占めており、外枠がアドバンテージになる馬場。また、米子Ｓが母父トニービンのワンツーということで、トニービン系もこの馬場のキーワードになりそうだ。
阪神ダートは稍重→午後から良。ド派手な追い込みに圧勝と何でもありの馬場。ダート1800ｍは強力な先行馬が前を一掃し、後方待機馬が波乱を演出というレースが多かった。そのパターンは馬場が乾く日曜阪神でさらに顕著になるかもしれない。
●芝1200ｍは外枠・距離短縮・差し馬に注目【１回函館５日目馬場傾向】
函館芝は良。ローカルは３週目を境に馬場傾向が変わってくるが、その傾向通り外差し馬場が顕著に。特に多頭数の芝1200ｍは距離短縮馬の天下となっており、外枠・距離短縮・差し馬が激走馬を見つけるヒントと言える。
函館ダートは重。中間の雨が残っており、かなりの高速馬場。明日一日で馬場が乾き切ることは考えにくく、芝を走れるスピードが求められる。
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