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【AJC杯】エピファニー爆発の予感!Wコース単走で“粗削り&高性能”5F64秒9

2023年01月19日

連勝馬の勢いに乗れ!!中山の新春開催ラストを飾るG2・AJC杯の追い切りが18日に行われた。美浦では4連勝中のエピファニーがWコース単走で軽快な動きを披露。春のG1戦線を見据える素質馬が、重賞初挑戦で一気のタイトル制圧を狙う。
 粗削りだが高性能。相反するキャラクターを存分に見せつけたエピファニーの最終追いだった。Wコースで単走。前半は首をグッと折り曲げ、あふれる前進気勢を隠すことなく進む。後半は落ち着きを取り戻し、馬なりでスムーズに加速し5F64秒9。馬場の2分どころ。かなり内を回ったとはいえ、18日の同コースで5位タイの好時計でフィニッシュした。「まだハミをかむし、行きっぷりもいいが許容範囲に収まっていた。折り合いは及第点。体調も整っている」。宮田師は納得の表情で振り返った。

 昨年は未勝利から3勝クラスまで4戦無敗。常に折り合いに苦労しながらの連勝だった。「口向きが難しいので馬具を工夫してきた」と宮田師。口を閉じやすくするクロス鼻革を装着し、トライアビットなど矯正力の強いハミを使用。一方で、普段のキャンター調整では特殊な馬具を外してノーマルなハミで対応。「強めと弱めのハミを使い分け、馬がハミをしっかり受け入れるようにしてきた」。メリハリを利かせた調整で、弱点は徐々に解消傾向。加えて、難しい愛馬を乗りこなす主戦・戸崎の手腕も評価。「前進気勢の強さをうまくいなして、後半の爆発力につなげている。フィーリングが凄く合っている」と絶賛する。

 レース選択も熟慮した。年明けの中山金杯も選択肢にあったが「多頭数でモマれる競馬は良くない」と見送り。「少頭数の方がリズムを乱さず走れる」と、あえて400メートル延びるこちらを選択した。その距離延長については「千八しか経験がないのでポイントにはなるが、自分のリズムで走ればこなせるはず」と期待する。入厩当初の脚元の弱さも「一戦一戦チェックして大事に使ってきた。次第に体も固まって、走りのブレも少なくなった」と改善。「(重賞に)チャレンジするには、いいタイミング」。指揮官は確信を持って初の重賞舞台に挑む。

 ▼トライアビット ハミの一種。通常のハミにリングを付けた「リングビット」をさらに応用。リングの形状を変えることで馬の口への当たりを柔らかくした。行きたがる馬に効果がある。


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