2015年12月25日
2015有馬記念が行われる今週。世間の注目度もひと際増すグランプリレースにふさわしい豪華メンバーが揃いました。
そこで競馬天気では木曜日から日曜日までの４日間、2015有馬記念を競馬天気オリジナルの馬場＆気候ファクターを用いて有力馬１頭１頭を分析していきたいと思います。４日間の連載をお楽しみください！
第１弾「ラブリーデイ×馬場＆気候。2015有馬記念有力馬を競馬天気の独自データで分析！」はこちら
さて、第２弾となる今回は現役屈指の実力馬にして稀代のクセ馬。ラストランを迎えるゴールドシップの馬場・気候適性について分析していきます。
【１】ゴールドシップの馬場別成績は？
まず、競馬天気オリジナルの馬場７分類で見たときの成績をご覧ください（競馬天気の馬場ファクターとは？）。
・ゴールドシップの馬場別成績
良／水少【９・２・１・８】
良／水多【３・０・１・０】
稍重／水少【０・１・０・０】
稍重／水多【１・０・０・０】
重／水少【０・０・０・０】
重／水多【０・０・０・０】
不良【０・０・０・０】
良／水少【９・２・１・８】に対し、良／水多〜不良【４・１・１・０】。ゴールドシップが渋った馬場向きの馬であることがわかります。
2015有馬記念が行われる今週末の中山は好天予報。良／水少馬場が想定されます。古馬になってから良／水少での勝利は3000ｍ超の距離に限定されており、この距離この馬場では割引が必要でしょう。
【２】ゴールドシップの気候別成績は？
次に、競馬天気オリジナルの気候５分類で見たときのゴールドシップの成績をご覧ください（競馬天気の気候ファクターとは？）。
・ゴールドシップの気候別成績
気候／寒【２・２・２・１】
気候／涼【３・０・０・２】
気候／暖【５・０・０・１】
気候／暑【３・１・０・４】
気候／酷暑【０・０・０・０】
気候／寒（12℃未満）〜涼（12℃以上18℃未満）【５・２・２・３】に対し、気候／暖（18度以上25℃未満）〜酷暑（30℃以上）【８・１・０・５】。この戦績から、ゴールドシップが寒い時季に高い適性を持つ馬だということがわかります。
2015有馬記念が行われる日曜中山の現時点での予想最高気温は10℃。気候／寒に分類されるものです。この気候分類では【２・２・２・１】と安定しており、４年連続の有馬記念３着内というシーンがあってもおかしくありません。
【ゴールドシップに関する記事一覧】
【コラム】2015有馬記念 ゴールドシップなど有力馬追い切り情報まとめ
【コラム】2015有馬記念−トゥザワールドなど、過去の激走馬に共通する特徴とは？
【コラム】2015有馬記念 寒・涼での重賞成績に注目
※明日は「リアファル×有馬記念×馬場＆気候。競馬天気の独自データで徹底分析！」をお送りします！ぜひお楽しみに！
（競馬天気：2015有馬記念特別企画）
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