2015年12月24日
2015有馬記念が行われる今週。世間の注目度もひと際増すグランプリレースにふさわしい豪華メンバーが揃いました。
そこで競馬天気では木曜日から日曜日までの４日間、2015有馬記念を競馬天気オリジナルの馬場＆気候ファクターを用いて有力馬１頭１頭を分析していきたいと思います。４日間の連載をお楽しみください！
さて、第１弾となる今回は宝塚記念・天皇賞・秋を制覇。ジャパンカップも厳しい流れを先行して３着と今もっとも国内最強馬の座に近い馬といえるラブリーデイの馬場・気候適性について分析していきます。
【１】ラブリーデイの馬場別成績は？
まず、競馬天気オリジナルの馬場７分類で見たときの成績をご覧ください（競馬天気の馬場ファクターとは？）。
・ラブリーデイの馬場別成績
良／水少【８・２・２・11】
良／水多【１・０・０・１】
稍重／水少【０・１・０・０】
稍重／水多【０・０・０・０】
重／水少【０・０・０・０】
重／水多【０・０・０・０】
不良【０・０・０・０】
良／水少【８・２・２・11】に対し、良／水多〜不良【１・１・０・１】。戦績から、ラブリーデイが渋った馬場向きの馬であることがわかります。
2015有馬記念が行われる今週末の東京は好天予報。良／水少馬場が想定されます。戦績からいえば渋った馬場ベストも、良／水少馬場でまったく崩れていない近走内容を見るより極端に評価を下げることは危険かもしれません。
【２】ラブリーデイの気候別成績は？
次に、競馬天気オリジナルの気候５分類で見たときのラブリーデイの成績をご覧ください（競馬天気の気候ファクターとは？）。
・ラブリーデイの気候別成績
気候／寒【２・１・１・３】
気候／涼【１・０・１・３】
気候／暖【３・１・０・４】
気候／暑【１・１・０・２】
気候／酷暑【２・０・０・０】
気候／寒（12℃未満）〜涼（12℃以上18℃未満）【３・１・２・６】に対し、気候／暖（18度以上25℃未満）〜酷暑（30℃以上）【６・２・０・６】。この戦績から、ラブリーデイが暖かい時季に適性の高い馬だということがわかります。
2015有馬記念が行われる日曜東京の現時点での予想最高気温は10℃。気候／寒に分類されるものです。この気候分類では凡走も目立ちますが、気候／寒での２勝は今年に入って挙げたもの。「馬が変わった」という見方をすればここも期待できそうです。
【ラブリーデイに関する記事一覧】
【コラム】2015有馬記念 ラブリーデイなど有力馬追い切り情報まとめ
【コラム】2015有馬記念−トゥザワールドなど、過去の激走馬に共通する特徴とは？
【コラム】2015有馬記念 寒・涼での重賞成績に注目
※明日は「ゴールドシップ×有馬記念×馬場＆気候。競馬天気の独自データで徹底分析！」をお送りします！ぜひお楽しみに！
（競馬天気：2015有馬記念特別企画）
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