2015年06月11日
全神経をハミに集中させ、手綱を緩めればすぐにでもはじけそうな雰囲気だった。サトノアラジンは中2週の間隔を考慮して、CWコース単走で軽めの調整。馬なりのままリズム良く運び4F54秒2〜12秒5で軽快に駆け抜けた。稽古を見守った池江師は納得の表情で振り返った。
「いい状態をキープできているね。前走は大外枠から厳しい競馬になると思ったが、前に壁をつくってうまくタメが利いていたし、加速してからは一瞬で勝負付けが済んでいた。精神面でも大人になりましたね」
荒ぶる気性が走る気力につながって素質が開花。ルメールを新コンビに迎えて2連勝と軌道に乗った。前走のモンゴル大統領賞は、後方から上がり最速33秒5の脚で他馬を一蹴。父ディープインパクト×母父ストームキャットの“黄金配合”が覚醒した。11年のセレクトセール(当歳)で1億3650万円で取引された高額馬。ルメールは「大きなストライドなので速いペースになるのはいい。前走が強い内容だったし、同じ舞台ならチャンスはある」と好勝負を意識する。池江厩舎は先週の鳴尾記念をラブリーデイでV。厩舎の勢いに乗って一気の重賞初Vを狙う。
(スポニチアネックス)
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