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稍重に近い馬場に泣いたフェーメノ。パンパンの良馬場なら巻き返し必至【馬場×次走注目馬】

2013年06月24日

【３回東京７～８日目の馬場傾向】

パラダイスＳ　３着　レオアクティブ（杉浦宏昭調教師）
「前に行った馬が残る馬場でしたから、外から差すのは厳しいです。この馬なりに脚は使っているのですが・・・次は１２００ｍを目指したいと思います」

開催最終週を迎えた東京芝。好天に恵まれたことで日曜は回復傾向にあり、東京芝の特徴である「インから乾く」馬場に。外差しがほとんど決まらない馬場ということで、相当なトラックバイアスがあった。

それを踏まえた上で次走注目馬として挙げたいのはそのレオアクティブ。かなり極端な差し馬で、どうしても展開・馬場に左右されてしまう馬。今回はそれが味方しなかったと割り切るべきだろう。いつ突き抜けてもおかしくない末脚は魅力で、次走パンパンの良馬場で展開が向けば楽勝まであってもよい。

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【３回阪神７～８日目の馬場傾向】

宝塚記念　５着　トーセンラー（武豊騎手）
「いいレースは出来ました。状態も良く、いい感じでしたが、一番は馬場の影響だと思います。重い馬場は得意ではありませんから」

開催最終週を迎えた阪神芝。中間の大雨に加えて日曜も小雨が降ったり止んだりという馬場コンディションで、宝塚記念も稍重に近い良馬場。天皇賞・春の上位馬とゴールドシップの着順がきれいに入れ替ったのも馬場による影響が大きいのだろう。

それを踏まえた上で次走注目馬として挙げたいのはフェノーメノ。同馬が馬券圏外に敗れた４戦中３戦が時計のかかる冬の中山芝＋今回の宝塚記念。同じ距離のセントライト記念勝利はオール野芝でパンパンの良馬場と同馬にとって走りやすい馬場だった。次走パンパンの良馬場ならまず巻き返してくるだろう。

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【１回函館３～４日目の馬場傾向】

潮騒特別　５着　ヨドノグレイス（菱田騎手）
「リズム良く３番手でレースが出来ました。直線で少し狭くなったこともありますが、最後は切れ負けです」

開催２週目を迎えた函館芝。依然として馬場状態は良好で、例年に比べて時計も速い印象がある。このレースで連闘のメイショウヒデタダが大外→最内枠替りで激走したように、イン有利の馬場で枠順も重要なファクターと言えるだろう。

それを踏まえた上で次走注目馬として挙げたいのは日曜函館９Ｒ４着のアブマーシュ。この日の馬場で外枠を引き、直線も外ではまず届かない。現級勝利実績からこのクラスでは格上の存在で、外差しが利く馬場になれば前進が期待できる。

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