穴馬データ分析

【神戸新聞杯】ゴールドシップと双璧の強力データを持つヤマニンファラオ

2012年09月18日

阪神芝2400mで行われる神戸新聞杯。スタート地点は芝2000mと同じ、正面スタンド前直線右寄り。そこから外回りコースをグルリと1周弱する。上がりの競馬になることが多いが、あまりにも遅くなるようだとロングスパートを敢行し、持久力が問われる流れになることもある。

それでは、過去の神戸新聞杯傾向をおさらいしていこう。


■神戸新聞杯傾向その1「休み明け」

芝2400mに施行条件変更以後の神戸新聞杯において、前走から中10週以上の休み明けで臨んだ馬の成績は【5・5・3・34】複勝率27.7%。馬券圏内に入った馬は前走日本ダービーorラジオNIKKEI賞or宝塚記念ということで、このローテに該当する馬だけ注意していれば良いだろう。

2012年神戸新聞杯出走登録馬中、上記条件に該当する馬は以下の通り。

・ゴールドシップ
・ヒストリカル
・ベールドインパクト
・マウントシャスタ
・メイショウカドマツ
・ヤマニンファラオ
・ロードアクレイム

やはり注目は皐月賞馬・ゴールドシップということになりそうだ。過去5年の神戸新聞杯において、日本ダービー最先着馬は【2・3・0・0】連対率100%。軸としての信頼度は高い。


■神戸新聞杯傾向その2「上がり3ハロン最速」

芝2400mに施行条件変更以後の神戸新聞杯において、上がり3ハロン最速馬の成績は【4・1・1・0】複勝率100%。切れる馬との相性が抜群のレースで、上がり3ハロン最速での勝利実績は必須だ。

ここでもゴールドシップは外せないが、それと同等の評価を与えたいのがヒストリカル。芝外回りの重賞2戦で上がり3ハロン最速で連対を確保。スローの上がり勝負なら好勝負が期待できる。


■神戸新聞杯傾向その3「芝1600m勝利実績」

過去5年の勝ち馬に共通することは、芝1600m勝利実績。超スローの上がり勝負になることが多い神戸新聞杯では実質マイルのレースになり、ステイヤータイプの馬には厳しい展開が待ち受けている。

2012年神戸新聞杯出走登録馬中、芝1600m勝利実績がある馬は以下の通り。

・ショウナンラムジ
・ヤマニンファラオ

ヤマニンファラオが芝1600mの新馬戦で負かした相手はダービー3着馬・トーセンホマレボシ。1600~2400mまで連対歴があるように距離適性の幅が広く、条件問わず大崩れのない安定感は魅力だ。


■神戸新聞杯のデータ分析まとめ

例年堅い決着が多いレースだが、今年はダービー1~4着馬が不在。ダービーの結果がリンクしやすい特性を持つだけに、波乱の可能性も考えておきたいところだ。

ダービー組であれば中心は当然ゴールドシップ。それ以外では芝1600m勝利実績が光るヤマニンファラオが有力候補と言えるだろう。

↓↓↓

【データで見るオススメ馬】

★ゴールドシップ
→過去5年の神戸新聞杯において、日本ダービー最先着馬は【2・3・0・0】連対率100%。共同通信杯を見るよりスローの上がり勝負も問題ないだろうし、軸としての信頼度は高い。

【馬場で見るオススメ馬】

★ヒストリカル
→芝2400mに施行条件変更以後の神戸新聞杯において、上がり3ハロン最速馬の成績は【4・1・1・0】複勝率100%。同馬は芝外回りの重賞2戦で上がり3ハロン最速で連対を確保。スローの上がり勝負なら好勝負が期待できる。

【気候で見るオススメ馬】

★ミルドリーム
→4連対中3連対が8~9月の暑い時期という馬。9月阪神は昨年未勝利勝ちを収めた舞台でもあり、軽視は禁物だ。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ヤマニンファラオ
→芝2400mに施行条件変更以後の神戸新聞杯において、前走から中10週以上の休み明けで臨んだ馬の成績は【5・5・3・34】複勝率27.7%。神戸新聞杯で重要な芝1600m勝利実績もあり、ここでも大崩れは考えにくい。

【血統で見るオススメ馬】

★カポーティスター
→ハーツクライ産駒は阪神芝2400mで【2・1・4・8】複勝率46.7%。昨秋の野芝開催に限定すれば【1・1・1・1】複勝率75.0%という驚異的な成績を残しており、この相手でも妙味は十分だ。

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