2012年06月06日
先週の安田記念はストロングリターンが昨年の雪辱を晴らすＧ１制覇。２着のグランプリボスともども東京芝1600ｍＧ１連対歴があったということで、終わってみればコース実績がモノを言った格好。３着コスモセンサーは競馬の格言にあたる「多頭数出しは人気薄から」を地で行く結果・・・難解な時ほどシンプルに、ということでしょうか。
さて、今週の格言に参りましょう。
先週から３歳馬も古馬に混じってレースをするようになりました。この時期に好走するか否かで世代レベルが分かってくるわけですが、早くもその答えが出たようです。
「今年の３歳ダート路線はハイレベル」
それを示す結果となったのが土曜東京９Ｒ・青梅特別。３歳馬が５頭出走したこのレース、１〜４着までを３歳馬が独占。５着馬・アドマイヤサガスは準オープン連対歴のある馬で、相手が弱かったという理由は無理があるでしょう。
なお、先週３歳馬で古馬混合ダート戦に出走した馬の成績は次の通り。
【６・２・４・22】複勝率35.2％
特筆すべきは勝ち数の多さ。ホッコータルマエやグッドマイスターなど、ダートのオープン特別で好走歴がある馬なら十分勝負になるレベルです。
トランセンドが不可解な惨敗を喫し、スマートファルコンが地方を主戦場とする今のダート路線は今が過渡期。秋を境に、一気に３歳馬による世代交代が行われるかもしれませんね。
★今週の格言「ダート条件戦は３歳馬を狙え！」
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（競馬天気：火曜コラム「競馬格言集」より）
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