2012年03月17日
●先週と同じく芝はトニービンの血に注意【２回中山７日目馬場傾向】
中山芝は良/水多→２Ｒから稍重/水少→７Ｒから重/水少。レース中の雨ということで先週より差しが決まっている印象だった。先週のコラムでは「こういった馬場が大得意のトニービン系を持つ馬の好走が目立った」と書いたがその傾向通り母父トニービンを持つ馬が９・10Ｒと立て続けに激走。母父サンデーサイレンスを持つ馬も好走しており、この傾向を踏まえればスプリングＳでこれに該当する５頭には注意したいところだ。
中山ダートは良/水多→２Ｒから稍重/水少→７Ｒから重/水少。時間を追うごとに時計がどんどん速くなっており、脚抜きの良い馬場で後方一気の馬＆逃げ・先行馬という組み合わせが多かった。
●芝は逃げ・先行馬＆内枠狙いがベターか【１回阪神７日目馬場傾向】
阪神芝は稍重/水少。比較的早く雨が上がったとはいえ馬場は重く、切れ味よりパワーが問われた。芝で道中10番手以下から馬券圏内に入ったのはワールドエース１頭のみということが同馬の評価を押し上げることになるが、同馬は別格として逃げ・先行馬＆内枠狙いのスタンスを取りたい。
阪神ダートは重/水少。人気薄の好走馬が軒並み外枠だった点を踏まえると、阪神ダートは渋ったら外枠有利の傾向が出るようだ。
●芝、開催前半に差し損ねていた馬に穴妙味【１回中京５日目馬場傾向】
中京芝は良/水多→２Ｒから稍重/水少→６Ｒから重/水少。今週も外枠の差し馬有利という傾向は変わらず、どれだけ仕掛けを遅らせるかが好走のポイントになっている。また、ダート→芝替りでの激走というシーンも目立っており、これは中京芝特有の傾向と言えそうだ。10Ｒの１,２着馬が開催前半の中京芝で差し損ねていた馬だった点から、開催前半差し損ね馬に穴妙味がありそうだ。
中京ダートは稍重/水多→５Ｒから重/水少。脚抜きの良い馬場になったことで速い時計が出ていた。前残りが強調されていた中京ダートだが、1400ｍに限っては差し・追込馬優位が明らかな点に注意したい。
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