2012年02月06日
【１回東京３〜４日目馬場傾向】
東京芝は３・４日目ともに良/水少。馬番３−１−２で決まった春菜賞の時点からはっきりとしたイン有利の馬場。土曜東京は芝で馬券圏内に入った16頭中14頭が馬番ひと桁番を引いた馬ということで、外枠ははっきりと割引の馬場だった。
東京ダートは３・４日目ともに良/水少。重いダートで時計がかかり、差し・追込がかなり利きやすい馬場。単勝万馬券を演出したゴールドゲッターのように距離短縮馬が穴をあけるシーンが目立っていた。
●１回東京３日目 10Ｒ １着ハーバーコマンド
菊花賞４着の実績通り、楽々現級を突破した。冬の芝＆洋芝に好走歴が集中していることから本質切れるタイプではなく、今回はラスト５ハロンのロングスパート勝負が味方した感も否めない。上のクラスではさらに切れる馬がいることから、今後の狙いとしては内回りコースや長距離戦ということになりそうだ。
●１回東京４日目 11Ｒ ５着ダノンシャーク
「負けるならこれしかない」といった負け方だった。今回は出遅れ＋イン伸び馬場が影響した面が強く、左回りも決して合っているとは言えない。関西圏の外差し馬場を探すとマイラーズカップがいかにも適鞍であり、次走そこを使われるようなら巻き返しに注意したい。
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【２回京都３〜４日目馬場傾向】
京都芝は３・４日目ともに良/水少。内回りコースでかなり差しが決まるようになっており、いかに外を通れるかが鍵といったところ。一方外回りコースはそこまで極端に差しが決まるわけでもなく、１頭分は良い馬場がある印象。上がり３ハロンの速さは共通しているところなので、速い上がりが使えない馬には厳しい馬場だった。
京都ダートは３・４日目ともに良/水少。土曜京都で上がり３ハロン最速を記録した馬が８レース中７レースを制していたように切れ味が問われる馬場だった。
●２回京都３日目 ８Ｒ ３着トウカイパラダイス
内回りは外差ししか決まらないような馬場だったが、このレースは内回りで1000ｍ通過58.9秒。それを４角先頭で３着ならまったく悲観する内容ではない。芝での５連対はいずれも外回りコースということで、外回りに替って巻き返しは必至だ。
●２回京都４日目 11Ｒ ４着ジャスタウェイ
切れ味を殺がれない良馬場ということで言い訳のできない一戦だったが、４着に敗れた。いかにも上位３頭とは力差がある内容だったが、戦績や血統がウインバリアシオンにそっくりなのは気になるところ。同馬が春の青葉賞から復調したように寒い時期がまったくダメな馬で、この一戦で力差を図るのは早計だ。少なくともダービートライアルまでは見限らないようにしたい。
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【１回小倉７〜８日目馬場傾向】
小倉芝は７・８日目ともに良/水少。Ｂ→Ｃコース替りで多少は外差し馬場が和らいだ感があり、内ラチ１頭分は距離得の多い隠れ好走コースとなっている。小倉大賞典を逃げ切ったエーシンジーラインがまさにそれで、行き切った馬や腹を括ったイン突きができる馬・騎手が穴をあけるケースが多かった。
小倉ダートは７・８日目ともに良/水少。1700ｍでマクリ差しがかなり利いており、久々に乾いたダートということでコーナーの多いローカルらしいマクリ差しができる馬の好走が目立っていた。
●１回小倉７日目 11Ｒ 10着エクスペディション
４勝を挙げている小倉替りということで２番人気の支持を集めたが、10着と大敗。「冬場が良くないのかも・・・」という鞍上のコメントが示す通り、気候/寒では【１・０・１・４】とまったく良いところがない。その対極にある気候/酷暑では【４・０・０・０】と完璧な成績を残しているだけに、夏の小倉が最大の狙いどころとなりそうだ。
●１回小倉８日目 10Ｒ １着エキストラエンド
新馬戦こそ４着に敗れたが、その後連勝でオープン入り。とりわけ今回は相手に恵まれたとはいえ強い勝ち方だった。小倉芝2000ｍは昨年デボネアやダノンミル、カフナといった同距離のトライアル好走馬を輩出した条件であり、この馬も若葉Ｓや弥生賞といった内回りの2000ｍを使われるようなら好走が期待できる。
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