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【ジャパンC】ヴェラアズール キレッキレ末脚で重い馬場を切り裂いた!CW躍動ラスト11秒3

2022年11月24日

 調教の動きに注目して勝ち馬に迫る秋の追い切り企画「厳選超抜リスト」。前走・京都大賞典が重賞初挑戦で初Vと意気上がるヴェラアズールは23日、栗東CWコースで単走追い。雄大な馬体にダイナミックなフットワーク、ラスト2Fで鋭く脚を伸ばした。1週前追い切りでも文句なしの時計。勢いは最高潮に達した。初めてのG1で磨きのかかった末脚が解き放たれる。
 最大級の勢いに乗って、いざ天下獲りへ。ヴェラアズールは雨が降りしきる中、CWコースを躍動した。単走で序盤は1F15秒台のラップを刻み、ラスト3Fからペースを上げていく。しまい2Fは11秒6→11秒3。雨の影響もあり、この日のラスト1F最速は11秒1。重い馬場でも自慢の瞬発力は健在だ。直線半ばで軽く促されると、大きな跳びでダイナミック!雄大なフットワークで駆け抜けた。渡辺師が切り出す。

 「先週はしっかり負荷がかかって、いい追い切りができました。今週は週末に疲れが残らないようテンはゆっくり入って、しまい重点。ある程度、時計は出るだろうと思っていました。しまいはしっかりとしていましたし、息遣いも問題ないですね」

 1週前に6F79秒9〜1F11秒4と猛時計を出している。あれでもう十分。最高級の切れ味が完成した。芝に転向して5走、全て上がり最速をマーク。前走の京都大賞典は重賞初挑戦で初Vを飾った。「ある程度やれるのではないかと思っていました。正直なところ、こちらが思っていた以上の末脚。ちょっと驚くくらいの脚でしたね」と目を見張る成長に舌を巻いた。

 前走のラスト3F33秒2は、上がり2位に0秒5差をつけるワンランク上の破壊力だった。その決め手は直線の長い府中で存分に生かされる。初コンビを組むムーアとの“化学反応”にも期待が高まる。「今の勢いがあれば、いいレースをしてくれると思います。東京も合うイメージ。いい状態で挑めるので、凄く楽しみですね」と胸中に野望を秘めた。さあ、一気にG1へ。府中の長い直線でエンジン点火。世界の強豪を相手にスーパーシュートを放つ。

 《渡辺師13度目G1》ヴェラアズールを管理する渡辺薫彦師(47)は騎手時代、ナリタトップロードで99年菊花賞勝ち。「ジョッキー時代に一つG1を獲らせていただいたんですけど、G1となると遠い存在でした。常に気を張っていないといけないですから、ジョッキーの時とはまた気持ちも違いますね」と気を引き締めた。16年に厩舎を開業。調教師として13度目のJRA・G1挑戦で初勝利を目指す。


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