馬場・季節を徹底分析して、穴馬発掘！　編集長三宅誠

穴馬データ分析

2019ジャパンカップ−東京巧者にご用心。過去10年の激走馬に共通する特徴とは？

2019年11月17日

今週はジャパンカップが行われます。舞台は東京芝2400ｍ、超Ｇ１級不在かつ外国馬ゼロと寂しいメンバー構成ですが、その分馬券妙味が膨らみそうな一戦です。

・コラム目次
【１】2019ジャパンカップを馬場・気候データ両面から徹底分析！
【２】2019ジャパンカップを過去10年の人気馬データから徹底分析！
【３】2019ジャパンカップを過去10年の激走馬データから徹底分析！
【４】2019ジャパンカップでの人気薄激走データ該当馬は？


【１】2019ジャパンカップを馬場・気候データ両面から徹底分析！

まずは、週末の東京馬場想定から。

【現時点での週末東京馬場・気候想定】
・馬場→良／水少（競馬天気の馬場ファクターとは？）
・気候→暖（競馬天気の気候ファクターとは？）

現段階で週末東京は好天予報。ここでは競馬天気の馬場ファクターで見た際に良／水少適性がありそうな馬をピックアップします。

・ムイトオブリガード→良／水少【３・１・１・０】

競馬天気では、ＪＲＡの馬場４分類を10分類に細分化しています。ムイトオブリガードが今年掲示板外に敗れた３戦中２戦は良／水多〜稍重。パンパンの良馬場だった前走内容から、引き続き得意馬場が見込めるアドバンテージは計り知れません。


続いて、週末の東京気候想定から注目馬をピックアップします。

・ダイワキャグニー→気候／暖【４・０・０・２】

現時点での週末東京の最高気温は19℃。競馬天気の気候分類「暖」に該当するものです。ダイワキャグニーは気候／暖【４・０・０・２】と好走多数。前走勝利時と近い気候で臨める点は魅力です。


【２】2019ジャパンカップを過去10年の人気馬データから徹底分析！

今度は過去10年の人気馬データから、激走穴馬台頭の可能性を考えていきたいと思います。

【過去10年のジャパンカップ人気馬別成績】
・１番人気馬【４・２・２・２】
・２番人気馬【１・２・２・５】
・３番人気馬【１・１・０・８】
・４番人気馬【３・１・０・６】
・５番人気馬【１・１・０・８】
・６番人気馬【０・１・３・６】
・７番人気〜【０・２・３・105】

過去10年、１番人気馬の連対率は60％。牡馬に限定すれば馬券圏内は100％へと跳ね上がります。

その他人気馬に目を向けると、2014年以降４〜５番人気馬が毎年連対を確保。このゾーンに入った馬には注意が必要です。

★ジャパンカップは４〜５番人気馬に要注意！


【３】2019ジャパンカップを過去10年の激走馬データから徹底分析！

続いて、過去の人気薄激走馬の共通点をあぶり出してみます。
過去10年の主な激走馬をピックアップしてみると・・・

・2009年→レッドディザイア
・2010年→ヴィクトワールピサ
・2011年→トーセンジョーダン、ジャガーメイル
・2013年→デニムアンドルビー、トーセンジョーダン
・2014年→スピルバーグ
・2015年→ラストインパクト
・2016年→シュヴァルグラン

人気薄激走のこれらの馬には、次のような共通点がありました・・・

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