三宅誠の結果分析季節馬前週は複で穴、今週は単で穴をあける！

三宅誠の結果分析

三宅誠の結果分析季節馬前週は複で穴、今週は単で穴をあける！

2017年05月15日

■季節馬前週は複で穴、今週は単で穴をあける！
当コラム、５月１日、８日で指摘した通り、今週も季節馬が台頭し
馬場悪化もあって波乱の決着が多くみられました。

なかでも新潟胎内川特別のフォーラウェイの激走は特筆ものです。
過去馬券に絡んだのは一度だけ、昨年５月14日新潟未勝利戦（内回り）で
13番人気での勝利、ことしも同じ日に新潟500万（内回り）12番人気での
勝利でした。これこそが、季節馬の究極の激走パターンです。
「同名レースで一変する」ことも同様なことが言えますが、
昨年、一昨年の同時期、それも激走歴のある馬は特に注目です。

今週末がオークス、そしてダービーウイークですが、
晴れれば夏日、ことしも単まで突き抜ける「夏馬」を期待します。

■ヴィクトリアＭ、デンコウアンジュは勝ったアルテミスＳと同タイム、上がりもほぼ一緒
アルテミスＳ以来の同じ舞台で勝ち馬に迫る２着と激走。
あのメジャーエンブレムを破っており、東京マイルへの適性の高さは相当なものとの指摘は的を得てます。
同じ走破タイム、スローの展開に加えて渋って時計を要した馬場が向いたと言えます。
また気温で見ると、２勝と今回の２着が14.9度から21.4度の気温帯、
舞台に加えて馬場、気候面で嵌った印象、今後もこの視点を忘れないようにしたいものです。

余談ですが、ヴィクトリアＭは穴馬７でアドマイヤリード、ジュールポレールの人気薄の２頭を上げながら
デンコウアンジュの激走にしてやられたという印象で残念！

【ヴィクトリアＭ見解】
雨は17時には上がった模様、総雨量は20㎜を超えた状態。レース時間には稍重まで回復見込みで、発表が良になったとしてもパンパンの馬場には遠い状態と見込みます。東京はインから乾く傾向で、内枠の先行馬に注目します。
印は内目の２～６番、外からはミッキークイーンのみ、ジュールポレールが良い枠を引き当てました。先行して上がりが使えタイプで楽しみです。ミッキークイーンは馬場、気候も○、逆らう手はありませんが、やや外目の枠で差しタイプ、府中の回復途上の馬場では２番手とします。アドマイヤリードはここへ来ての本格化、馬場を味方にできます。

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【馬場・気候ファクターが人気薄の穴馬に印を打った一覧】
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●5月13日

・東京７Ｒムーンマジェスティ（10番人気３着）→気候 ○
・東京９Ｒナンヨープルートー（８番人気２着）→気候 △
・東京９Ｒシンギュラリティ（６番人気３着）→気候 ◎
・東京11Ｒクラレント（11番人気２着）→馬場 △
・東京12Ｒアメリカンストーム（８番人気３着）→馬場 △
・京都７Ｒバルベーラ（６番人気１着）→気候 ◎
・京都８Ｒトップリバティ（11番人気１着）→馬場 △/気候 ▲
・新潟８Ｒアヴェーヌモン（11番人気３着）→馬場 ▲/気候 △
・新潟10Ｒウランゲル（11番人気１着）→気候 ▲
・新潟11Ｒパッシングブリーズ（８番人気２着）→馬場 ▲
・新潟11Ｒヒカリトップメモリ（７番人気３着）→気候 ○
・新潟12Ｒプリンセスアスク（９番人気１着）→馬場 ○

●5月14日

・東京５Ｒバンケットスクエア（６番人気１着）→馬場 ◎
・東京７Ｒキングリオ（９番人気３着）→馬場 △/気候 ○
・東京10Ｒハルクンノテソーロ（８番人気２着）→気候 ◎
・東京10Ｒシゲルベンガルトラ（６番人気３着）→気候 △
・東京11Ｒアドマイヤリード（６番人気１着）→馬場 ○
・東京11Ｒジュールポレール（７番人気３着）→気候 △
・京都６Ｒサヴィ（７番人気１着）→馬場 ○
・京都10Ｒストーミーシー（８番人気２着）→気候 △
・新潟７Ｒペイシャバラード（６番人気３着）→気候 △
・新潟９Ｒジュガンティーヤ（８番人気２着）→気候 ○
・新潟12Ｒリュウツバメ（６番人気１着）→気候 △

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