レース回顧(過去コラム)

【出石特別】(阪神)3歳馬アルーブルトが馬群を縫うように差し切る

2021年11月22日

阪神9Rの出石特別(3歳以上2勝クラス・ダート1800m)は1番人気アルーブルト(幸英明騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分53秒0(良)。ハナ差の2着に4番人気リリーミニスター、さら3/4馬身差の3着に2番人気メイショウハクサンが入った。

アルーブルトは栗東・畑端省吾厩舎の3歳牡馬で、父フェノーメノ、母トリアンドルス(母の父マツリダゴッホ)。通算成績は11戦3勝。

レース後のコメント
1着 アルーブルト(幸英明騎手)
「着差以上に強かったです。この枠と並びで厳しい形になることも想定していましたが、最後はよく頑張ってくれました」

2着 リリーミニスター(池添謙一騎手)
「あと一歩でした。スムーズに自分のスタイルで運べましたから、仕方ないですね」

3着 メイショウハクサン(藤岡佑介騎手)
「全体に馬は良くなっているのですが、どうしてもスタートが遅くなったりして、今日もその分、少頭数で一番外を回っているので、そういうところが最後響いている感じです。でも馬は少しずつ成長しています」

4着 ワンダーシエンプロ(鮫島克駿騎手)
「スムーズに2番手で、揉まれなかったら力を出せます。ペースも楽で、少頭数の外枠で競馬もしやすかったです」

5着 グレートバローズ(辻野泰之調教師)
「久しぶりの右回りではありましたが、うまく対応してくれました。ただ返し馬から大人しすぎて、自分からハミをしっかりとるところがなかったようです。ラストも差は詰めていますが、気持ちが大人しかった分、反応の遅さがあったのかもしれません」


2021/11/20(土) 16:01
ラジオNIKKEI

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