三宅誠の結果分析久しぶりの道悪競馬

三宅誠の結果分析

三宅誠の結果分析久しぶりの道悪競馬

2021年01月25日

■久しぶりの道悪競馬

冬型の気圧配置が続き、乾燥した晴れが続いていたが、12月第１週以来の道悪競馬となった。
特に中山は時計を要しており、基準より５秒以上のかかるレースが続出した。
例を挙げると初茜賞のカリ―ニョミノル、若竹賞のロードトゥフェイムなどが馬場の恩恵を得て好走、自らも的中。

アメリカジョッキーCは、勝ち時計が２分17秒９も要して、同じ不良馬場だった2012年よりも時計がかかっていた。
当時はルーラーシップ（１着）と道悪がぴったりのナカヤマナイトが２着に入っている。
結果は、スタミナはあるけれど道悪が未知だったアリストテレスが勝ち、巧者の評価だったヴェルトライゼンデが２着、冬馬で注目していたラストドラフトが昨年に続き３着。
ただ、レース後の陣営のコメントからは、２.３着馬は決して道悪が合っていたとは言えないコメント。いずれも、良馬場ならもっと良かったと…。
ヴェルトライゼンデは意外、ラストドラフトは気候適性が勝ったか？

中山は時計がかかるようになってこれからという所で開催替わりは残念だが、
中京は道悪競馬を経て、今週以降、時計がかかってくるのは必至か、あと２週楽しみはある。

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【馬場・気候ファクターが人気薄の穴馬に印を打った一覧】
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●1月23日
中京　8R　サラ4上1勝クラス　レッドレビン　　人気　6　着順　3　馬場　△1　気候　△1
中京 11R　豊明Ｓ　　　　　　キアロスクーロ　人気　8　着順　2　馬場　◎　気候　○
小倉　5R　障害4上オープン　ドゴール　　　　人気　8　着順　1　馬場　▲　　
小倉　7R　サラ4上1勝クラス　ミモザゴール　　人気　7　着順　1　馬場　◎　　
小倉　9R　サラ4上1勝クラス　ノーウィック　　人気　8　着順　3　馬場　△1　気候　○
小倉 10R　萌黄賞　　　　　　ナリタエール　　人気　9　着順　3　気候　◎　　
小倉 11R　小倉城特別　　　　ドルチェリア　　人気　6　着順　3　気候　◎　　
小倉 12R　宝満山特別　　　　ピノクル　　　　人気　6　着順　3　馬場　◎　気候　△1

●1月24日
中山　8R　サラ4上2勝クラス　　　ディサーニング　　　人気 14　着順　2　気候　▲　　
中山　8R　サラ4上2勝クラス　　　ピナクルズ　　　　　人気　7　着順　3　馬場　△1　気候　△2
中山 10R　アレキサンドライトＳ　グラスブルース　　　人気　7　着順　3　馬場　○　　
中京　4R　サラ3才1勝クラス　　　テイエムベンチャー　人気　7　着順　2　気候　○　　
小倉　3R　サラ4上1勝クラス　　　ジューンマウス　　　人気 10　着順　2　気候　△1　　
小倉 10R　秋吉台特別　　　　　　ブルベアオーロ　　　人気　7　着順　2　馬場　△2　気候　▲
小倉 11R　豊前Ｓ　　　　　　　　ワンダーウマス　　　人気 13　着順　3　馬場　○　　

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