2012年03月14日

●格言43「新生中京芝は地味系サンデーサイレンスを狙え!」

先週のフィリーズレビューはアイムユアーズが1番人気に応えて勝利。ジョワドヴィーヴルがあっさり凡走した点から思いのほか抜けた人気にはなりませんでしたが、横綱相撲といって差し支えない強い競馬でした。ただ、内回りコースを先行して押し切った馬って外回り&距離延長でどうなんだろうなあ・・・全部関東馬が持っていった3歳牝馬トライアル、波乱の匂いがプンプンです。

さて、今週の格言に参りましょう。

中京競馬場グランドオープンから2週を迎え、大まかな傾向はわかってきたような気がします。先週の格言では「リニューアル後の中京ダートは新潟ダートだと思え!」と書きましたが、芝は東京・京都・阪神外回りと真逆と考えたほうがよさそうです。つまり、その条件でこその種牡馬(ディープインパクト、アグネスタキオン、ネオユニヴァース、フジキセキ、キングカメハメハetc)はとことん相性が悪い。

その一方で、ですよ。抜群の相性を示しているのが地味系サンデーサイレンス。地味系の定義が難しいところではありますが、流行りのサンデー系であるか否かというところが判断基準と言えそうです。年間種付け数が50頭以下の種牡馬や現役時代にG1勝利実績がない馬はすべて「地味系」と分類できます。

それを踏まえた上で、2週間を終えての中京芝コースでの地味系サンデーの激走馬をまとめてみました。

【父ウインラディウス】キリシマトリオ(10番人気2着)
【父スズカマンボ】スリーネイチャー(13番人気3着)
【父スリリングサンデー】スリリングレディ(12番人気2着)
【父トーセンダンス】ヘリオスフィア(6番人気3着)
【父マーベラスサンデー】スマートギア(6番人気1着)
【父リンカーン】オマワリサン(9番人気2着)

これが何を意味するかと言うと、地味系サンデーというのは得てして切れ味に欠けるきらいがあるんですよね。だからこそ切れ味が求められる中央場所では前述のディープインパクト産駒などにやられてしまうわけですが、切れ味を相殺できる新生中京芝なら互角以上の戦いができると。

どうも高松宮記念の週にはガッツリ草刈りをするっぽいのでこの傾向は今週までかもしれませんが、長い目で見て使える傾向は間違いないはず。血統派の人もそうでない人も、新生中京は地味系サンデーに気をつけてみてはいかがでしょうか?


★今週の格言「新生中京芝は地味系サンデーサイレンスを狙え!」

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(競馬天気:火曜コラム「競馬格言集」より)