2012年02月22日

●格言40「1回阪神・2回中山開催で見るべきポイント」

「大波乱が期待できそう」と書いたダイヤモンドSは15番人気のケイアイドウソジンがあっと驚く逃げ切り勝ち。超スローに持ち込んだ鞍上のファインプレーが光りましたが、あの距離を逃げ切るのだから立派です。ただ、こういう荒れ方は想定できなかったなぁ・・・。

さて、今週の格言に参りましょう。

フェブラリーSが終わり、今週から阪神・中山開催に。競馬のカレンダー上はここから春競馬突入となるわけですが、ここで1回阪神・2回中山開催で見るべきポイントについておさらいしておきたいと思います。

<中山開催>
・「超」前残り
・上がりの速い東京差し損ね組に注意

この時期の、というか2回中山開催の芝はとにかく逃げ・先行馬有利。それは中山記念やスプリングS、フラワーカップを見るより明らかで、当該距離−200mぐらいのちょっと距離が長いかな?という馬でも好走可能です。

その一方で、中山芝1600mに限ればハイペースが続出します。ここで穴妙味があるのは前走東京芝1600〜2000mの上がり勝負で差し損ねていた馬で、上がりのかかる中山替りで末脚炸裂というシーンに注意したいところです。

<阪神開催>
・洋芝&ダート実績馬に穴妙味
・上がりかかるダートで差し・追込馬に注意

芝が育ちにくい冬を経ての開催となる阪神。この時期特有の傾向と言えますが、洋芝実績・ダート実績馬に穴妙味があります。昨年のアーリントンカップは洋芝&ダート実績馬のワンツーということで、たとえ切れ味を活かせる外回りコースであってもパワーが優先される点には注意が必要です。

もう一点は中山のところで挙げた傾向のダート版。直線平坦の京都ダートは差し・追込が決まりにくく、直線急坂の阪神ダートは差し・追込が届きやすい。この関係から、京都ダートで差し損ね→阪神ダートで差し届くというパターンが起きやすくなっています。

★関連リンク
プロの予想家も絶賛!競馬天気が選ばれる5つの理由とは?
意外な穴馬をザクザク見つける馬場・気候ファクターとは?
すべてのサンプル記事をチェック!

★先週土曜競馬10万馬券2本的中!会員なら予想&コラムを見放題!★
※月額たったの525〜825円!銀行振込では100日間2,500円のコースもございます。
詳しくはご利用ガイドをご覧ください。


(競馬天気:火曜コラム「競馬格言集」より)