2012年02月23日

【アーリントンカップ】前走芝1600m以下が好成績、ダートor洋芝実績馬に妙味

★ポイント1「前走芝1600m以下重賞組」
→過去5年、前走芝1600m以下重賞組の成績は【1・2・3・5】複勝率54.5%。これが前走芝1800m以上重賞だと【0・0・0・8】となる点から、距離短縮馬にとって厳しいレースとなっている。
(コスモセンサー、エーシンフォワードetc)

★ポイント2「逃げ馬」
→過去5年、逃げ馬の成績は【2・0・1・2】複勝率60.0%。馬券圏内に入った3頭はいずれも逃げ切り勝ちの実績があるだけに、これに該当する馬には注意が必要だ。
(コスモセンサー、ダンツキッスイetc)

★ポイント3「ダートor洋芝勝利実績」
→過去5年、馬券圏内に入った15頭中5頭にダートor洋芝での勝利実績があった。この5頭中4頭は12,11,5,3番人気ということで、穴を狙うならこのタイプだ。
(キョウエイバサラ、マイネルエルフetc)

阪神芝外回り・1600mで行われるアーリントンカップ。紛れの少ない外回りコースだが、過去5年中3年でふた桁人気馬が馬券圏内に入っているように荒れるレースとして定着しつつある。この時期の阪神芝特有の「重たさ」が影響しているのだろう。

今年のアーリントンカップで注目を集めているのはダローネガ。中山1600mで不利とされる大外枠を引いた朝日杯フューチュリティSこそ5着に敗れたが、今回は新馬戦を制した阪神芝外回り・1600mと条件が好転する。過去5年、前走芝1600m以下重賞組の成績は【1・2・3・5】複勝率54.5%。データ面でもプラス材料は多い。

上記のデータを尊重すれば、ネオヴァンクルも浮上してくる。関東圏を使われた近2走は輸送の影響も考えられるし、何よりダローネガを含めて前走朝日杯フューチュリティS【0・1・1・2】複勝率50.0%は心強い限りだ。

一方、ローテーション面で不安を抱えるのが前走芝1800m以上の重賞から臨む組。過去5年で【0・0・0・8】と不振傾向にあり、やはり1600mともなると勝手が違うのだろう。スマートロビンやフラガラッハもこのパターンで人気を裏切ってしまっている。

ちなみに過去5年のアーリントンカップにおいて、馬券圏内に入った15頭中5頭にダートor洋芝での勝利実績があった。この時期の阪神芝特有の「重たさ」が影響しているものと考えられ、今年の出走予定馬でこれに該当するコウユーサムライ、チャンピオンヤマト、ヒーラ、ミリオンヴォルツ、ワイドバッハ、ヴィンテージイヤーには注意が必要だ。


【データで見るオススメ馬】

★ダローネガ
→過去5年、前走芝1600m以下重賞組の成績は【1・2・3・5】複勝率54.5%。中山1600mで不利とされる大外枠を引いた朝日杯フューチュリティSこそ5着に敗れたが、今回は新馬戦を制した阪神芝外回り・1600mと条件が好転する。巻き返すならここだろう。

【馬場で見るオススメ馬】

★チャンピオンヤマト
→昨年の1,2着馬をはじめ、ダート実績のある馬の好走が目立つアーリントンカップ。芝を使われた1戦はレオアクティブ、トウケイヘイローといったG1好走馬の4着とまずまずの内容で、逃げ馬が強いアーリントンカップで同馬のスピードは大きな武器になる。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★ネオヴァンクル
→過去5年、前走芝1600m以下重賞組の成績は【1・2・3・5】複勝率54.5%。関東圏を使われた近2走は輸送の影響が考えられ、関西圏では馬券圏外がない。関西圏に戻るここは巻き返しの可能性十分だ。

【血統で見るオススメ馬】

★オリービン
→ダイワメジャー産駒は阪神芝外回り・1600mで【3・3・2・10】複勝率44.4%。この馬自身阪神芝外回り・1600mでは【1・2・0・0】と連対率100%を誇り、前走以上は間違いないだろう。

※施行条件が変更された2007年以降を対象

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(競馬天気:火曜コラム・田原基成「データ分析」より)
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