スタート地点は向正面直線の左端、2コーナー出口。最初の3コーナーまでの距離は342m。スタートしてから200mは平坦で、残り1000mから緩い下り坂。4コーナー出口まで下りが続き、残り200mが急坂となる。
脚質的には逃げ馬が有利。しかし、差しがまったく決まらないというわけでもなく、外に速い馬が揃ったときには外差しが決まりやすくなる。最後の坂の影響から、どうしてもラスト1ハロンで時計がかかるため、クラスが上がるに連れて一本調子の逃げ馬は逃げ切りが難しくなる。
血統では、クロフネ・フジキセキといったメジャー種牡馬と並んでサウスヴィグラス産駒の活躍が目覚ましい。そして、馬券に絡む馬のほとんどは逃げ・先行馬だ。
スタート地点は2コーナー奥、ポケットの芝部分。3コーナーまでの距離は542mと長く、ハイペースになりやすいコース形態だ。また、芝スタートということで中山などと同じく外枠の馬が好成績を収めている。
逃げ馬そのものを嫌う必要はないが、上級クラスで行った行ったの決着はほとんどない。強い先行馬の間に人気薄の差し馬が1頭挟まるといったイメージだ。もちろん、展開によっては差し馬が上位を占めるというケースもある。
阪神ダート1400mはハイペース必至ということで、求められるのはマイル以上を走れるスタミナ。距離短縮馬が好成績なのもそのためで、9月の阪神開催では前走ローカルの1700mを走った馬が穴をあけることが多い。また、血統ではブライアンズタイム・クロフネといったパワー型が好調だ。
スタート地点は正面スタンド前、直線の右。スタートしてすぐに上り坂がある。1コーナーまでの距離は303m。
連対馬の枠順にそれほど偏りはなく、脚質もマクリが効くコース形態だけに、大きな有利不利はない。各馬が実力を発揮できるので、展開そのものに大きな紛れが生じない限り比較的平穏な決着になることが多い。
血統では、ワイルドラッシュ、カリズマティック、テイエムオペラオーといったどちらかというとマイナーな部類に入る種牡馬の活躍が目に付く。最後の坂を押し切る底力が要求されることから、パワーに秀でた種牡馬がこのコースと好相性を見せているようだ。
改装後に作られた新コース。スタート地点は芝の内回りコースの4コーナーポケット。芝の上を通ってダートコースに入る。
このコースの大きな特徴として、「圧倒的内枠不利」ということが挙げられる。芝コースを通る上に最初のコーナーまでの直線が長く、そこで外を引いた馬に被されて位置取りを悪くしてしまうからだ。このコースに関しては、内枠に入った馬は評価を下げたい。
なお、未勝利戦では逃げ・先行馬の天下だが、上級クラスでは差し・追込馬の天下となる。スピードで押し切れる京都1800mを勝って人気になっているような馬がこのコースで直線失速というシーンも珍しくなく、2000m以上を走れるスタミナが欲しいところだ。