東京競馬場[芝]

スタート地点は向正面真ん中付近。スタート後すぐに3コーナーのカーブがある。逃げ・先行馬が有利なコースで、1200mの逃げ馬であっても馬場や展開次第で残ってしまうことがある。

このコースは開催前半と開催後半とで来る馬のタイプが違ってくる。開催前半の高速馬場では短距離タイプが、開催後半の時計のかかる馬場ではマイラータイプが台頭する。「このコース向きの馬」とひと括りにするのではなく、開催前半向きか後半向きかで考えたい。

血統では、開催前半の高速馬場ならサクラバクシンオー産駒やフジキセキ産駒、開催後半の時計がかかる馬場ならマイネルラヴ産駒やダンスインザダーク産駒の評価を上げたいところ。ただ、開催後半でも高速馬場のままということがあるので、馬場状態を見極めた上で取捨選択をしていきたいところだ。

スタート地点は向正面奥。バックストレッチは緩やかな下り坂になっており、3コーナー手前に差し掛かるところには緩い上り坂がある。直線に向くと馬群が一気に凝縮されるので、後方にいる馬やインにいる馬はどうしても不利を受けやすい。

とはいえ、このコースで良い成績を残している枠は「内枠」であり、インを上手に捌くことによって好走率は高くなる。反対に、内枠に入った差し馬は前が詰まるリスクを考えなければいけないので、騎手の腕が試されるコース体系と言えるだろう。

血統では、すでにこのコースでGI馬を輩出しているマンハッタンカフェ産駒が好相性。ちなみに新馬戦に限ればシンボリクリスエス産駒の成績はマンハッタンカフェ産駒のそれを上回っている。

1〜2コーナーの間にあるポケットがスタート地点。正面から見ると斜めに横切り、向正面の直線に合流するという特殊なコースとなっている。スタートから向正面の合流地点までの距離は約150m。

「府中の1800m展開いらず」という格言があるように、脚質・枠順による有利・不利はそれほど大きくない。逃げ馬にとっては厳しいコースと言えるだろう。ただし、開幕週に施行される毎日王冠は極端な内枠・先行馬有利なので注意が必要だ。

血統では、瞬発力勝負を得意とするアグネスタキオン産駒をはじめとしたサンデーサイレンス系種牡馬の成績が良い。サンデーサイレンス系以外では、シンボリクリスエス・キングカメハメハ産駒が優秀な成績を残している。

1コーナー奥のポケットからスタートする東京芝2000m。約100m進んだところに左へ曲がる大きなカーブがある。 2003年にコース改修を経てリニューアルされたことで多少マシにはなったが、依然として外枠不利の傾向は改善されていない。

ただし、2コーナーを過ぎてしまえば隊列が決まり、そこから直線を向くまでペースが乱れることはほとんどない。よって、外枠の馬であっても2コーナーまでの攻防を制してしまえば外枠を克服することができる。

脚質別で、特に目立った傾向は見られない。展開次第でコロコロ結果が変わることのない、ごまかしの効かないコースと言えるだろう。

正面スタンド前からのスタート。スタートしてから一度ゴール板を通過する。最初の1コーナーまでの距離は十分にあるので、枠順の有利・不利はほとんどない。

2400mという距離・コース形態が示すように、逃げ馬がこのコースで逃げ切ることは困難。ただし、雨が降って後続の脚が殺がれるような馬場状態ではスイスイと逃げ切ってしまうことがあるので注意が必要だ。

脚質・血統に大きな偏りはない。ただ、東京2400mはマイラーでもこなすことができる距離だということを挙げておきたい。近年のダービー連対のほとんどに芝1600mでの勝ち鞍があることは偶然ではなく、スローになりやすい東京2400mではマイルに対応できうる瞬発力が問われるのだ。

スタート地点は正面スタンド左の直線坂下。2400mとさほど変わらないように思えるが、坂下スタートなので坂を越える必要がある。そのため、100mの違いであっても東京芝2500mは想像以上にスタミナが求められる。

そして、2400mで行われるダービーを逃げ切ることが困難であるように、2500mを逃げ切ることも容易ではない。逃げ馬や番手につける先行馬よりも、持続力のあるバテない差し脚を持つ馬を中心に考えたいところだ。

数少ないデータの中で、ジャングルポケット産駒が優秀な成績を残している。また、母父にサンデーサイレンスを持つ馬の成績も非常に優秀だ。

広い東京コースを一周半弱するタフなコース。スタート地点は向正面真ん中付近で、最初の3コーナーまでの距離は約250m。重賞のダイヤモンドSでのみ使用されている。

これまでの傾向を挙げるなら、どんなにスローにレースが流れても勝ち馬は差し・追込馬ということだろうか。ただ、内枠&軽ハンデの先行馬は良く来ているので、2・3着のヒモとして狙いたいところだ。

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