スタート地点は2コーナーのポケット。最初の3コーナーまでの距離が525mと長く、そこで楽に先手を取れるだけのスピードが求められる。
よって、このコースでは逃げ・先行馬が圧倒的有利。特に逃げ馬有利の傾向が顕著で、行った行ったの単調なレースになりやすい。人気馬が差し・追込脚質のときなどは、逃げ・先行馬の存在を忘れないようにしたい。また、時折ハマる内枠の差し馬にも注意が必要だ。
血統では、ミスタープロスペクター系の独壇場。それ以外でもフジキセキ、タイキシャトルといった「軽い」血統の活躍が目立つ。軽いダートというところでは京都ダートの成績とリンクしやすいので、予想時の比較材料として活用したいところだ。
スタート地点はスタンド前直線の4コーナー寄り。最初の1コーナーまでの距離は389m。コース全体が横長なので1~2コーナーのカーブがきつく、ここで馬群がタテ長になりやすい。
したがって、このコースも圧倒的な逃げ・先行馬有利。「行ったもん勝ち」といっても過言ではなく、とにかく前に行かないことには勝負にならない。距離延長によりペースが楽になる先行馬、芝→ダート替りでスピードを活かせる先行馬などは常にマークが必要だ。
血統では、ダート1200mで独壇場だったミスタープロスペクター系種牡馬に代わり、シンボリクリスエス・ブライアンズタイムといったロベルト系種牡馬の成績が上がっている。また、サンデーサイレンス系種牡馬も成績を上げている点にも注目したい。