2015年12月24日
３歳牝馬で唯一挑戦するルージュバックが、急上昇を告げる強烈な加 速を披露した。Ｗコースで前半はガッチリ手綱を押さえて我慢させ、しまいの反応を見る稽古。直線で鞍上が軽く合図を送ると鋭く反応し、大きく先行していたヤマトダイアンサス（５歳１０００万）を内から並ぶ間もなく抜き去って３馬身先着した。
大竹師は「期待通り。走りたい気持ちがちゃんと伝わる動き。前走（エリザベス女王杯４着）より良くなっている」と上積みを強調した。レースに向けても「Ｇ１タイトルがないのに投票上位。ファンの皆さんが期待していることを再認識した。それに応える競馬を」と力を込めた。
全６戦で手綱を取ってきた戸崎も「これだけの馬にずっと乗せていただきながら、Ｇ１を一つも獲れてない。僕の悔しい思いをぶつけたい」と気合十分。歴戦の古馬が相手でも、決して無欲の挑戦ではなく主役を張る構えだ。
（スポニチアネックス）
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