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【チャンピオンズC】タルマエ最後に伸びた首差先着!幸“昨年以上”

2015年12月03日

ダート王の座は譲らない――。「第16回チャンピオンズカップ」(6日、中京)の追い切りが2日、栗東トレセンで行われた。史上2頭目の連覇と史上初のダートG1・10勝目を狙うホッコータルマエは、主戦の幸を背に栗東坂路で併せ馬。力強い動きで先着を果たし、3着に終わった前走・JBCクラシックからの上積みをアピールした。 【チャンピオンズC】

 最後の最後にグイッと伸びた。ホッコータルマエは幸を背にハロー明けから15分後に坂路へ。全身を使ったフォームでウッドチップを力強く蹴り上げる。前半2Fをいくらかセーブすると、そこからスムーズに加速して4F54秒2〜12秒3。2週連続でパートナーを務めたブルドッグボス(3歳1600万)に首差先着した。

 相手は条件馬とはいえ短距離ダートで飛躍を期すバリバリの馬力型。馬場入りした時間帯、併走馬の脚力を考えれば全体時計の印象以上に負荷が掛かっている。西浦師は「1週前(4F51秒6)にやってスイッチを入れたので、気合乗りが違ってきた。けさは相手を追い掛けて最後に前に出して強め。良かったよ」と納得の表情を浮かべた。

 一昨年のかしわ記念から今年の帝王賞まで、積み重ねたG1タイトルは9つ。地力が地力だけに休み明けでの勝ち鞍もあるものの、本質的には使って調子を上げていくタイプだ。昨年も秋初戦のJBCクラシック4着からの逆襲V。今年もJBCクラシックは3着どまりだったが、陣営のイメージ通り上昇カーブを描いて大一番を迎える。幸は「前走よりは間違いなく調子が良くなっている。JBCに向かう時点での感じも今年の方が良かったし、昨年よりいい状態で臨める」と“昨年以上”を明言した。

 勝てば10、11年のトランセンドに続く史上2頭目の連覇、さらに歴代最多のダートG1・10勝達成となるが、ライバルも多い。中でも直接対決で2勝3敗と負け越しているコパノリッキーは宿敵と言っていい存在。リッキーへのライバル心を問われた師が「もちろん、あります」と言えば、幸も「前走で負けているし、コパノリッキーが前にいれば意識しながら競馬をすると思う」と真っ向勝負を宣言した。

 ノンコノユメなど、新星も加わった真のダート王決定戦に向け「負けられない気持ちはある」と幸。並み居る強敵をねじ伏せ、名実ともに最強ダート馬へと上り詰める。

(スポニチアネックス)

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