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【チャンピオンズC】初G1ロワジャルダン一気頂点へ

2015年12月03日

【G1ドキュメント=2日】ロワジャルダンが角馬場でウオームアップを積んでいた午前8時20分。小田は別室で行われていたサウンドトゥルーの共同会見に出ず、その一挙手一投足にくぎ付けだった。美浦では一番広いDコース(ダート)の向正面でピッチを上げると、手綱を押さえたままで5F63秒5〜1F12秒6の好時計。豪快で力感たっぷり。スタンドから一番間近のDコースとあって、高らかな蹄音が小田の脳裏にいつまでも焼き付いていた。

 調教終了後、戸田厩舎に向かうと、戸田師は穏やかな顔で切り出した。

 「単走でもしっかり動いたし、時計も良かった。休み明け3戦目でいい状態」

 3歳春の骨折で長期休養はあったが、4歳の今年の充実は目を見張る。約10カ月ぶりだった2月1000万下で鉄砲Vを飾り、夏の福島の猪苗代特別→安達太良S連勝で一気にオープン入り。重賞初挑戦のみやこSは7番人気の低評価ながら最内を一気差し。同師は「ジョッキー(浜中)がロスなく乗ってくれたのが一番の勝因。実績馬との重量差も大きかった。あれだけ速い時計(1分47秒8)で走って、ダメージがなかったのは幸いだった」と充実一途の愛馬に目を細める。

 年初は1000万条件だった馬がトントン拍子でG1初挑戦。「骨折で長い休養を余儀なくされた分、馬はまだまだこれから良くなる。ここはメンバーも骨っぽい。どこまでやれるか?前走で狭いところを伸びたように根性はあるし出来はいいのでその点に託します」と謙虚に締めくくった指揮官。陣営が無欲を誓えば誓うほど、底が割れていない目下の充実が、小田には不気味に感じていた。

(スポニチアネックス)

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