2015年10月16日
【Ｇ１ドキュメント＝１５日】レッツゴードンキは先週木曜に続いて坂路単走で最終追い切りを消化。柏原はモニター前に陣取り、動きをチェックした。この馬らしい行きっぷりの良さでも、しっかり抑えが利いている。終始、楽な手応えで４Ｆ５２秒９〜１Ｆ１２秒４を計時。梅田師が状態の良さを伝える。
「前走後は思い描いていた通りに来ているし、けさは感触を確かめる程度で意図した通り。時計もちょうどいい。楽に上がってきたし、追い切り後に顔を見たらケロッとしていた」
オークスはゲート内で待たされ、その間に汗をかいて消耗。本来の走りができず１０着に敗れた。順調に夏を越してローズＳで戦列に復帰。「オークスは期待に応えられなくて…。桜花賞を勝ったのがフロックだと思われたくないしローズＳで結果を出したかった」と振り返る。着順は４着。それでもハナを切って前半１０００メートルが５８秒４と先行馬に厳しい展開にもかかわらず、しまいまでよく踏ん張った。「４着では威張れないけどリラックスして走れていたし、内容は良かった。トライアルとしては満点に近い」と評価している。脚質を考えれば阪神外回りから京都内回りに替わるのはいい方に出そうだ。
「２０００メートルは長いかもしれないけど工夫すれば距離はもつ。普段から落ち着かせるようにスタッフが接しているし、テンションが上がらなくなっている」
叩いて間違いなく調子は上向き。桜花賞馬が２冠制覇を視界に入れている。
（スポニチアネックス）
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