2015年08月13日
【東西ドキュメント・栗東＝１２日】中京記念で１５番人気４着に激走！？したエールブリーズはフロック視されているのか、評価が上がっていない。気になった寺下が担当の松浦助手を探すと、朝６時半前に調教スタンドに姿を現した。２階にある坂路モニターの前で調教をチェック。画面上に担当馬が映ると、同助手は「５２秒８（４Ｆ）から１２秒８（１Ｆ）やな」と時計を予告した。
最終追いは単走で馬場のド真ん中を力強く駆け上がり、５２秒７〜１２秒６をマーク。ほぼ予告通りの時計に寺下は驚いた。すぐ同助手に感触を確かめると「予定通り。前走よりも動きはいいよ。体は締まって筋肉もついている」と上昇気配を伝えた。前走の低評価については「人気がなさ過ぎやったね。まともに走れば、あれぐらいやれると思っていたから」と不満げ。そして「今回も普通に回ってくれば、全然やれると思うよ」と手応えを明かした。寺下は担当者の力強いコメントに、前走が決してフロックではないと確信した。
（スポニチアネックス）
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