2015年07月02日
【東西ドキュメント・美浦=1日】降りしきる雨の中、小田はマルターズアポジーにくぎ付けになっていた。前を行く僚馬2頭を目標に直線は外へ。5F69秒1〜1F12秒8。馬なりで2頭を4馬身ちぎった。
小田が堀井師に直撃すると「理想的」とニッコリ。突っ走った前走・プリンシパルS(17着)は基準外。2週連続で追い切りに騎乗した再コンビ武士沢は「追い切りは落ち着いているけど、実戦はテンションが上がる。ケンカするより、行った方がいい」と特徴を把握した上、無欲先行を誓った。
「マルターズ」の冠号&堀井厩舎といえば、前身の00年ラジオたんぱ賞(東京で施行)で、マルターズスパーブが逃げまくって鼻差2着の力走が思い起こされる。米国遠征も果たし、繁殖牝馬として活躍する厩舎の功労馬に「懐かしいね。あの時は中舘さん(現調教師)だったね」と師も感慨深げだ。あれから15年。「マルターズ」には逃げが似合う。後ろを振り返らないアポジーに“先輩超え”の予感を小田は感じていた。
(スポニチアネックス)
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