2015年01月27日
今週は根岸Ｓが行われます。舞台は東京ダート1400ｍ、今週の東京は週中に雪の可能性があり、この時季の気温から渋ったダートでの施行も想定されます。
まずは、過去10年の人気馬データから、激走穴馬台頭の可能性を考えていきたいと思います。
【過去10年の根岸Ｓ人気馬別成績】
・１番人気馬【２・３・０・５】
・２番人気馬【１・０・０・９】
・３番人気馬【０・２・１・７】
・４番人気馬【３・０・２・５】
・５番人気馬【１・２・３・４】
・６番人気馬【１・０・０・９】
・７番人気〜【２・３・４・91】
過去10年、１番人気馬の連対率は50％。２番人気は10％と人気馬の信頼度は決して高いとは言えません。その一方で４〜５番人気馬はそれぞれ複勝率50％を超える高い好走率。データからはこのゾーンに入った馬に妙味を感じます。
【根岸Ｓでの人気薄激走の共通点は？】
続いて、過去の人気薄激走馬の共通点をあぶり出してみます。
過去10年の主な激走馬をピックアップしてみると・・・
・2005年→ハードクリスタル
・2006年→リミットレスビッド
・2007年→ビッググラス、ニホンピロサート
・2009年→セントラルコースト
・2010年→グロリアスノア
・2011年→ダイショウジェット
・2012年→トウショウカズン
・2013年→セイクリムズン
・2014年→ノーザンリバー
これらの馬を分類すると、このようになります。
・７歳以上→リミットレスビッド、ニホンピロサート、ダイショウジェット、セイクリムズン
・12〜２月に中央ダート重賞連対歴あり→リミットレスビッド、ニホンピロサート、セイクリムズン、ノーザンリバー
・前走勝ち馬→リミットレスビッド、セントラルコースト、グロリアスノア、トウショウカズン、ノーザンリバー
ハードクリスタル、ビッググラスを除くすべての馬が、この３グループに分かれました。
【根岸Ｓでの人気薄激走データ該当馬は？】
さっそく2015根岸Ｓ取得賞金上位馬でこれに該当する馬を探してみると・・・
・７歳以上→アドマイヤロイヤル、キョウエイアシュラ、キョウワダッフィー、グレープブランデー、コスモソーンパーク、ゴールスキー、シルクフォーチュン、タールタン、マルカフリート、マルカプレジオ、レーザーバレット
・12〜２月に中央ダート重賞連対歴あり→グレープブランデー、ゴールスキー、サトノタイガー、シルクフォーチュン
・前走勝ち馬→キクノストーム、コスモソーンパーク、マルカプレジオ、レーザーバレット
複数のデータに該当した馬のなかで注目はレーザーバレット。初のダート1200ｍとなった前走は余裕たっぷりの追走で楽々抜け出しました。12月の中山ダート1200ｍ勝利馬は根岸Ｓで連続好走する傾向にある点も心強いです。
【もし馬場が悪化すれば・・・】
今週末の東京ダートは中間雨の影響で馬場が渋る可能性あり。ここでは競馬天気の馬場ファクターで見た際に道悪適性がありそうな馬をピックアップしておきます・・・
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