穴馬データ分析

2014朝日杯フューチュリティS-洋芝好走歴がリンクしやすいレース

2014年12月16日

今週は2歳馬によるG1・朝日杯フューチュリティSが行われます。舞台は今年から阪神芝外回り1600m、今週末の阪神は不安定な天候で、中間の雨量次第ではレース当日好天でも渋った馬場も考えられます。気温は日中でも10度前後の見込みです。

まずは、過去10年の人気馬データから、激走穴馬台頭の可能性を考えていきたいと思います。

【過去10年の朝日杯フューチュリティS人気馬別成績】
・1番人気馬【2・1・4・3】
・2番人気馬【4・1・1・4】
・3番人気馬【1・1・1・7】
・4番人気馬【1・2・1・6】
・5番人気馬【1・2・2・5】
・6番人気馬【0・1・0・9】
・7番人気~【1・2・1・93】

過去10年、1番人気馬の連対率は30%。枠に左右されやすい中山芝1600mという舞台設定の影響もあるかと思われますが、決して人気馬の信頼度が高いとは言えません。

人気薄の馬で注目したいのは、4~5番人気馬。グランプリボスやフィフスペトル、キャプテントゥーレなど前走重賞3着内馬が人気の盲点になり再度好走というパターンが目立っています。


【朝日杯フューチュリティSでの人気薄激走の共通点は?】

続いて、過去の人気薄激走馬の共通点をあぶり出してみます。
過去10年の主な激走馬をピックアップしてみると・・・

・2006年→ローレルゲレイロ
・2007年→レッツゴーキリシマ
・2008年→フィフスペトル
・2010年→グランプリボス
・2011年→レオアクティブ
・2012年→ロゴタイプ
・2013年→ショウナンアチーヴ、ウインフルブルーム

これらの馬を分類すると、このようになります。

・デビュー以降馬券圏外なし(1戦1勝馬は除く)→ローレルゲレイロ、フィフスペトル、ショウナンアチーヴ、ウインフルブルーム
・前走重賞3着内馬→ローレルゲレイロ、レッツゴーキリシマ、フィフスペトル、グランプリボス、レオアクティブ
・洋芝での勝利実績あり→ローレルゲレイロ、フィフスペトル、グランプリボス、ロゴタイプ

すべての馬が、この3グループに分かれました。


【朝日杯フューチュリティSでの人気薄激走データ該当馬は?】

さっそく2014朝日杯フューチュリティS出走登録馬でこれに該当する馬を探してみると・・・

・デビュー以降馬券圏外なし(1戦1勝馬は除く)→タガノエスプレッソ、ダッシングブレイズ、ダノンプラチナ、ネオルミエール、ブライトエンブレム、ペプチドウォヘッド、マリオーロ、ヤマニンマンドール
・前走重賞3着内馬→アッシュゴールド、クラリティスカイ、セカンドテーブル、タガノエスプレッソ、ナヴィオン、ネオルミエール、ブライトエンブレム
・洋芝での勝利実績あり→アクティブミノル、アルマワイオリ、ブライトエンブレム、ペイシャオブブロー、レンイングランド

3つの条件に該当する馬はブライトエンブレムただ1頭。稍重の新馬戦に洋芝の札幌2歳Sと高速馬場実績がないだけに、時計のかかる今の阪神芝に週末悪天候となれば評価を上げたい1頭です。


【もし馬場が悪化すれば・・・】

今週末の阪神は天候が崩れる可能性あり。ここでは競馬天気の馬場ファクターで見た際に道悪適性がありそうな馬をピックアップしておきます・・・

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