気候ファクター○デウスウルトの激走で波乱決着！チャレンジカップを気温データで分析

2014年12月15日

先週も終日３場とも気候／寒（12℃未満）での施行となりました。本格的な冬競馬を迎え冬馬の激走も目に見えて増えてきた感があります。

今回取り上げたいのは、注目のエイシンヒカリが人気を裏切ってしまい、波乱決着となったチャレンジカップ。まずは５番人気でチャレンジカップを制したトーセンスターダム、９番人気２着デウスウルトの気温データ別成績をご覧ください。

・トーセンスターダムの戦前気候別成績
寒（12℃未満）【１・０・０・０】
涼（12℃以上～18℃未満）【２・０・０・１】
暖（18℃以上～25℃未満）【０・０・０・０】
暑（25℃以上～30℃未満）【０・０・０・２】
酷暑（30℃以上）【０・０・０・１】

・デウスウルトの戦前気候別成績
寒（12℃未満）【１・１・１・１】
涼（12℃以上～18℃未満）【０・１・０・２】
暖（18℃以上～25℃未満）【２・１・２・０】
暑（25℃以上～30℃未満）【１・０・１・３】
酷暑（30℃以上）【０・１・０・０】

いずれも気候／寒での複勝率70％超え。トーセンスターダムは気候／寒で１戦しかしていないので判断が難しいところですが、こういった場合はその気候に近い気候での成績をご覧いただくことをオススメします。同馬は気候／涼【２・０・０・１】ということで、明らかに寒い時季に適性が偏っています。

それを踏まえ、2014チャレンジカップの気候ファクター印をご覧ください。

ここで注目すべきは人気上位馬の気候／寒における印。エイシンヒカリ、フルーキーは無印、スマートレイアーは×と印が付いた馬のなかでも低評価。先週の記事（気候ファクター○◎△の印で40万馬券の大波乱！日曜中京７Ｒを気温データで分析）で気候ファクターの印を見るときは人気馬の印との比較が重要なポイントと書きましたが、それを踏まえると「季節馬激走のチャンスあり」と捉えることができたレースだったのです。

レース当日、トーセンスターダムやエイシンヒカリのようにその気候を得意・苦手とする馬や本紙三宅をはじめとする予想陣の予想は競馬天気オリジナル馬柱から一覧が確認できます。競馬天気有料会員限定のオリジナル馬柱をぜひこの機会にお試しください！

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【馬場・気候ファクターが人気薄の穴馬に印を打った一覧】
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●12月13日
・中山11Ｒ　サクラゴスペル（８番人気２着）→気候ファクター◎
・阪神８Ｒ　ハギノウィッシュ（６番人気２着）→馬場ファクター○、気候ファクター◎
・阪神11Ｒ　デウスウルト（９番人気２着）→気候ファクター○
・中京３Ｒ　マウントフジ（６番人気１着）→気候ファクター▲
・中京８Ｒ　マイネボニータ（14番人気２着）→馬場ファクター▲

●12月14日
・中山８Ｒ　イーグルカザン（６番人気１着）→馬場ファクター▲
・中山９Ｒ　カディーシャ（７番人気３着）→気候ファクター◎
・中山11Ｒ　サトノタイガー（７番人気２着）→気候ファクター▲
・中山12Ｒ　レッドグルック（９番人気３着）→気候ファクター○
・阪神６Ｒ　リバーソウル（６番人気１着）→気候ファクター◎
・阪神６Ｒ　ナリタロック（８番人気２着）→馬場ファクター▲
・阪神10Ｒ　アロヒラニ（11番人気２着）→馬場ファクター◎
・中京11Ｒ　カムフィー（６番人気１着）→気候ファクター◎
・中京11Ｒ　ロンギングゴールド（11番人気３着）→馬場ファクター◎

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この厳選馬リストは、重賞中心で楽しまれる競馬ファンはもちろんですが、条件戦まで幅広く楽しまれる競馬ファンの方向けの馬リストです。激走穴馬をはじめ、注目の季節馬を多数取り上げています。

編集を担当するのは、競馬天気本紙の三宅誠。「気温を見れば勝ち馬が分かる～気象予報士が教える革命的データ～」著者でもあり、リスト作成の背景となった雑誌「競馬王」の「激走判定リスト」にて2014年４月～11月単複ＴＯＴＡＬ回収率119％を達成しています。

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