2014年10月06日
Ｇ１・スプリンターズＳが行われた先週。13番人気スノードラゴンが一世一代の大駆けを見せ鞍上ともども悲願のＧ１制覇と相成ったわけですが、スプリンターズＳ時の気温は18度とこの時季としては肌寒さすら感じるほど。東京・京都開催を前にいよいよ本格的な秋競馬の突入を予感させるレースでした。
さて、今週からは前述の通り東京・京都開催がスタート。そこで今回は、来たるべき本格的な秋競馬突入に向けての馬場・気候ファクターでの穴パターンをご紹介したいと思います！
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【１】２歳戦での前走洋芝組（函館・札幌）
北海道の洋芝が特殊な馬場であることは知られていますが、特殊な馬場ゆえ馬場適性の良しあしが現状わからない２歳馬がまったく能力を発揮できず惨敗というシーンがチラホラ。その２歳馬が東京・京都への「馬場替り」によって本来持っていた能力をいかんなく発揮し激走というパターンは毎年見られています。
たとえば、バッドボーイ。２歳時にラジオＮＩＫＫＥＩ杯２歳Ｓ２着がある実力馬でしたが、函館→京都替りの未勝利戦を単勝41倍の人気で勝利しています。また、人気ではありましたが今年のスプリングＳ勝ち馬・ロサギガンディアも函館→東京替りで４着から一変を見せ勝利。データが少ない２歳戦だからこそ穴妙味満載の穴馬発掘方法と言えます。
【２】中央場所を目標とした休み明けローテ
10月中旬にもなると、さすがに夏競馬をフル参戦してきた馬も体調面に不安が出てくるというもの。特に気温30℃超えも珍しくない新潟・小倉を複数回使われてきた馬は涼しくなる気候面での変化も堪えることでしょう（これは人間にも言えることですが・・・）。
特に関東馬にとっては、直線平坦の北海道や新潟から直線急坂の東京替りとまったくコース形態が異なる競馬場替りという点も気がかり。ダートに限った話ですが、今年の新潟は1200ｍを中心に極端な前残り傾向にあり、スピードに任せて押し切った馬が多数。そういった馬が直線が長く坂があり、距離延長の東京で同じようスピードに任せて押し切れるかどうか・・・あえて絞ると「東京開催を目標にしてきた差しタイプのダート馬」に魅力を感じます。
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【馬場・気候ファクターが人気薄の穴馬に印を打った一覧】
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●10月4日
・新潟７Ｒ ディアデルレイ（７番人気１着）→気候ファクター▲
・新潟９Ｒ トロピカルガーデン（７番人気３着）→気候ファクター○
・新潟12Ｒ ダイチヴュルデ（９番人気３着）→馬場・気候ファクター▲
・阪神10Ｒ メイショウブイダン（６番人気３着）→気候ファクター○
●10月5日
・新潟６Ｒ マイネルガネーシャ（８番人気３着）→馬場・気候ファクター◎
・新潟８Ｒ シゲルオオスミ（７番人気１着）→馬場ファクター○
・阪神６Ｒ ヒルノケアンズ（６番人気３着）→気候ファクター▲
・阪神10Ｒ ミッドナイトクロス（６番人気３着）→気候ファクター○
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