2014札幌記念－近走好調の洋芝巧者に注目

穴馬データ分析

2014札幌記念－近走好調の洋芝巧者に注目

2014年08月20日

今週は古馬Ｇ２・札幌記念が行われます。舞台は札幌芝2000ｍ、天気は周期的に変化しそうで、週末まで天候情報に注意したいところです。

まずは、過去10年の人気馬データから、激走穴馬台頭の可能性を考えていきたいと思います。

【過去10年の札幌記念人気馬別成績】
・１番人気馬【４・３・０・３】
・２番人気馬【１・１・３・５】
・３番人気馬【０・０・３・７】
・４番人気馬【１・０・１・８】
・５番人気馬【２・２・０・６】
・６番人気馬【０・０・０・10】
・７番人気～【２・４・３・73】

過去10年、１番人気・２番人気がともに連対を外した年は一度のみ。Ｇ１でも好勝負できるようなレベルの馬が出走するレースだけあって、人気馬の信頼度は高いものとなっています。ただ、ブエナビスタやダークシャドウがそうであったように、洋芝巧者に足元をすくわれるケースも珍しくありません。

【人気薄激走の共通点は？】

では、過去の人気薄激走馬にはどういった共通点があったのか？
過去10年の主な激走馬をピックアップしてみると・・・

・2005年→ヘヴンリーロマンス、ファストタテヤマ、コイントス
・2006年→レクレドール
・2007年→アグネスアーク
・2009年→ヤマニンキングリー
・2010年→アクシオン
・2013年→アスカクリチャン、アンコイルド

これらの馬を分類すると、このようになります。

・洋芝勝利実績馬→ヘヴンリーロマンス、ファストタテヤマ、コイントス、レクレドール、アグネスアーク、ヤマニンキングリー、アクシオン
・前走３着内馬→ヘヴンリーロマンス、ファストタテヤマ、レクレドール、アグネスアーク、ヤマニンキングリー、アスカクリチャン、アンコイルド

きれいにこの２グループに分かれました。

【札幌記念での人気薄激走の共通点は？】

さっそく2014札幌記念出走登録馬でこれに該当する馬を探してみると・・・

・洋芝勝利実績馬→エアソミュール、ゴールドシップ、スーパームーン、トウカイパラダイス、トウケイヘイロー、ホエールキャプチャ、ムーンリットレイク、ラブイズブーシェ、ルルーシュ、ロゴタイプ
・前走３着内馬→エアソミュール、ゴールドシップ、スーパームーン、ハープスター、ムーンリットレイク、ラブイズブーシェ

トウケイヘイローは洋芝2000ｍで２戦２勝。そのなかには昨年の札幌記念圧勝も含まれます。休み明けですが、得意な洋芝なら好勝負は可能でしょう。

【もし馬場が悪化すれば・・・】

今週末の札幌は天候が崩れる可能性あり。ここでは競馬天気の馬場ファクターで見た際に道悪適性がありそうな馬をピックアップしておきます・・・

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【もし馬場が悪化すれば・・・】

今週末の札幌は天候が崩れる可能性あり。ここでは競馬天気の馬場ファクターで見た際に道悪適性がありそうな馬をピックアップしておきます。

・アドマイヤフライト→良／水多～不良【１・１・０・１】
・ゴールドシップ→良／水多～不良【４・１・１・０】
・トウカイパラダイス→良／水多～不良【３・０・０・２】

【レース当日の気候は？】

昨年の札幌記念は気候／暑。今年も同じような気候が想定されます。

トウケイヘイローは気候／暑で【３・１・０・０】連対率100％。この時季滅法強い夏馬でもあります。ムーンリットレイクも気候／暑～酷暑の芝【４・０・０・１】と暑い時季に走る馬で、洋芝勝利実績がある点も見逃せません。

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