2014年06月10日
春の東京Ｇ１シリーズもひと区切り。今週はエプソムカップが行われます。舞台は東京芝1800ｍ、現時点で週中まで雨予報が出ており、たとえ週末が好天だったとしても渋った馬場の可能性を考えたいところです。
まずは、過去10年の人気馬データから、激走穴馬台頭の可能性を考えていきたいと思います。
【過去10年のエプソムカップ人気馬別成績】
・１番人気馬【３・２・３・２】
・２番人気馬【１・３・１・５】
・３番人気馬【１・４・１・４】
・４番人気馬【３・０・０・７】
・５番人気馬【１・０・０・９】
・６番人気馬【０・１・０・９】
・７番人気〜【１・０・５・109】
１番人気馬の複勝率80％が示すように、人気馬の信頼度が高いレース。２着内馬をみても、過去10年で７番人気による連対はわずか２回でした。エプソムカップに関しては、過度な穴狙いは避けた方が良いかもしれないというデータが読み取れます。
【人気薄激走の共通点は？】
では、過去の人気薄激走馬にはどういった共通点があったのか？
過去10年の主な激走馬をピックアップしてみると・・・
・2005年→ダイワレイダース
・2006年→トップガンジョー
・2008年→グラスボンバー
・2010年→キャプテンベガ
・2011年→エーブチェアマン
・2012年→マイネルスターリー
・2013年→サンレイレーザー
これらの馬を分類すると、このようになります。
・夏重賞好走馬→ダイワレイダース、トップガンジョー、グラスボンバー、キャプテンベガ、マイネルスターリー
・関東馬→ダイワレイダース、トップガンジョー、グラスボンバー、エーブチェアマン
サンレイレーザーを除く該当馬が、この２グループに分かれました。
【エプソムカップでの人気薄激走の共通点は？】
さっそく2014エプソムカップ出走登録馬でこれに該当する馬を探してみると・・・
・夏重賞好走馬→ダークシャドウ、パドトロワ、マイネルラクリマ、マジェスティハーツ、リルダヴァル
・関東馬→アーデント、インプロヴァイズ、ゴールデンナンバー、ダークシャドウ、ディサイファ、トーセンジャガー、フェスティヴタロー、ペルーサ、マイネルラクリマ、レインスティック
ここでは６・９月のレースを夏競馬としてカウントしました。上記２つの条件に当てはまったのはダークシャドウ、マイネルラクリマの２頭。いずれも実績十分の２頭がこの舞台で復活できるのでしょうか。
【もし馬場が悪化すれば・・・】
今週末の東京は馬場状態が回復しない可能性あり。ここでは競馬天気の馬場ファクターで見た際に道悪適性がありそうな馬をピックアップしておきます・・・
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