2014年06月07日
−競馬天気編集部（以下、編）：先週の日本ダービーは12番人気３着マイネルフロストを見事推奨されましたね！今週の安田記念もこの調子でよろしくお願いします。
田原：内枠の先行馬が激走する、という日本ダービーの穴パターンそのものでしたね。ヴィクトリアマイルもそうですが、春の東京芝Ｇ１は毎年同じような穴パターンが繰り返されている印象です。
本紙：マイネルフロストの良さを生かした松岡騎手の好騎乗も見逃せないところだね。それと先週は夏のような暑さだったけど、気候適性もこの馬に味方したのだろう。
−編：さて、今週は安田記念ですが・・・馬場がスゴイことになってしまいました。
田原：土曜東京は芝2400ｍで2分35秒台ですからね・・・さすがに日曜日中での馬場回復には限界があるでしょう。
本紙：でも、日曜は朝から雨はあがり次第に馬場は回復傾向。もっとも良ければ稍重レベルまで回復する可能性があるとみている。回復途上の馬場状態を味方につけられそうな馬をピックアップしたいレースかな。
−編：なるほど。そのような馬場傾向を踏まえて注目馬を教えてください。
本紙：カレンブラックヒルを狙いたいな。
田原：「内枠の先行馬」ですね。
本紙：うん。この馬は良/水多〜重/水少の馬場で【５・０・０・１】とズバ抜けた成績を残している。良馬場発表のＮＨＫマイルカップも毎日王冠も馬場分類は良/水多だったし、渋った馬場かつイン有利馬場なら面白い１頭だと思うよ。
田原：僕はホエールキャプチャが気になりました。前走のレースレベルは決して高いとは言えませんが、直線でいつ追い出すかを待つような手応え。あそこから伸びきれなかったのはイン有利の馬場で外を通った分と休み明けの分とみています。
−編：ホエールキャプチャは２走前に重馬場を勝っていますね。
本紙：そうなんだけど、このときの勝ち時計は1分33秒2でホエールキャプチャの上がり３ハロンは34秒3。重馬場でも時計が速い部類だったことは付け加えておきたいかな。
−編：同じ重馬場でも、時計や上がりを見ることで本当の馬場レベルがわかってくるということですね。他に妙味のある馬はいますか？
本紙：「内枠の先行馬」とはズレるかもしれないけど、ショウナンマイティ。昨年同レース２着後は期待を裏切り続けているけど、東京新聞杯・大阪杯は勝ち星のない「気候／寒」。４勝すべてが気候／涼以上という馬で、気候替わりで侮れないと思っている。
田原：僕はエキストラエンドを挙げておきます。年内使われたレースで馬券圏外がなく、休み明けのマイラーズカップ３着から臨むローテーションは過去２年の安田記念３着馬コスモセンサー、ダノンシャークとまったく同じ。内枠巧者なので、内枠に替る点も評価したいです。
−編：人気馬についても聞いていきたいところですが、５連勝中の３歳馬・ミッキーアイルはどう評価しますか？
田原：この馬の前走は・・・
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