2013年10月10日
秋華賞が行われる今週。昨年暮れの阪神JFにはじまり、波乱の決着が続く今年の3歳牝馬クラシック戦線。秋華賞は過去に1000万馬券が飛び出したレースでもあり、とんでもない波乱が起きても驚けません。
そこで競馬天気では木曜日から日曜日までの4日間、2013年秋華賞を馬、騎手、血統などを中心に分析していきます!この4日間の連載をお楽しみください!
さて、第1弾となる今回はローズSを制し秋華賞でも1番人気濃厚なデニムアンドルビーについて分析していきます。
【1】デニムアンドルビーと京都芝2000mとの相性は?
ローズSがそうであったように、デニムアンドルビーの長所は追えば追うほど伸びる末脚の破壊力。その切れ味は直線の長いコースでこそ最大限活かされます。
では、内回りコースで行われる京都芝2000mの適性は?
そう考えたとき、やはりネックとなるのは常に後方待機を余儀なくされてしまうスタートの悪さ。秋華賞はスタンド前発走ということで、さらにその不安は募ります。直線平坦な京都芝は前が簡単に止まる舞台設定でもなく、過去にはウオッカやブエナビスタといった名馬が前を捉えられず最後の一冠を逃しました。
ちなみに先週の京都芝はレコードが出る前の止まらない馬場・・・デニムアンドルビーが勝つためにはスタートを決め、差し脚が届く位置にいることが絶対条件と言えます。
【2】デニムアンドルビーのローテーションは?
過去10年、前走ローズS勝ち馬の成績は【3・3・1・3】複勝率70.0%。そのうち1番人気でローズSを制した馬に限定すると4,1,3,1着と掲示板外を外していません。
ローテーション面では嫌う材料のない馬ですが、気になるのは4,3着と連対を外した2頭がG1未勝利だった点。すでにG1馬だったダイワスカーレット、ジェンティルドンナはローズS→秋華賞と連勝を飾っています。勝ち切るかどうか、という部分に焦点を当てたとき、決して信頼度が高いとは言い切れません。
【3】デニムアンドルビーの血統は?
デニムアンドルビーの父・ディープインパクトは前述のジェンティルドンナをはじめ、キズナ、ディープブリランテなど数々のG1馬を輩出。期待に違わぬ活躍ぶりを見せている種牡馬です。
ちなみにディープインパクト産駒のG1勝利数11勝の内訳をみると、京都・阪神芝外回りや東京など、直線の長いコースが10勝に対して中山芝など小回りコースが1勝。その1勝は秋華賞のジェンティルドンナによるものです。直線の長いコースに良績が集中しているデニムアンドルビーはディープインパクト産駒の特徴を体現したような馬で、血統面もその特徴が出ているとすれば小回りG1での信頼度には疑問符が付いてしまいます。
【4】デニムアンドルビーの騎手・内田博幸騎手は?
秋華賞でデニムアンドルビーに騎乗を予定しているのは内田博幸騎手。秋のG1シリーズではデニムアンドルビーをはじめゴールドシップ、ヴィルシーナ、グランプリボスとG1を狙えるお手馬を多く抱えるトップジョッキーです。
で、この内田騎手。秋華賞との相性以上に強調したいデータがあります。それは、ディープインパクト産駒とのG1における相性。
【1・4・2・0】複勝率100%
2着4回はヴィルシーナによるところが大きいですが、そのヴィルシーナでもG1勝ちを果たしています。騎手と血統との相性を考慮したとき、ディープインパクト産駒のデニムアンドルビーは最高のパートナーと言えそうです。
◇あすは「メイショウマンボ×秋華賞×武幸四郎。データを徹底分析!」をお送りします!(続)
(競馬天気:2013秋華賞特別企画)
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