2013札幌記念－前走Ｇ１組優勢のレース、穴妙味は牝馬？（後編）【データ分析ＯＮＥ】

穴馬データ分析

2013札幌記念－前走Ｇ１組優勢のレース、穴妙味は牝馬？（後編）【データ分析ＯＮＥ】

2013年08月13日

■札幌記念傾向その２「牝馬」

過去10年の札幌記念において、牝馬は【４・２・２・９】複勝率47.1％。牝馬が出走した年で牝馬が馬券圏内に入れなかった年は一度もなく、札幌記念との相性は抜群だ。

2013年札幌記念出走登録馬中、牝馬は以下の通り。

・アイムユアーズ
・オールザットジャズ
・ホエールキャプチャ
・マルセリーナ
・メーヴェ
・レインボーダリア

過去の好走馬に多く見られた共通点は洋芝勝利実績＆他場での重賞勝利実績。上記のなかでそれを満たすアイムユアーズ、ホエールキャプチャ、レインボーダリアの評価を特に上げたいところだ。

■札幌記念傾向その３「種牡馬のリピート」

ジャングルポケット産駒のタスカータソルテ＆トーセンジョーダン、サンデーサイレンス産駒のヘヴンリーロマンス＆フサイチパンドラ、マンハッタンカフェ産駒のレッドディザイア＆フミノイマージン・・・過去に３着内実績のある種牡馬のリピート好走が目立つのが札幌記念の特徴。馬もそうだが、血統も似たようなタイプが何度も来る点に注意したい。

2013年札幌記念出走登録馬中、上記に該当する産駒は以下の通り。

・エアソミュール（ジャングルポケット産駒）
・サンディエゴシチー（マンハッタンカフェ産駒）
・トーセンジョーダン（ジャングルポケット産駒）
・ラブイズブーシェ（マンハッタンカフェ産駒）

■札幌記念のデータ分析まとめ

Ｇ１実績馬が出走した年は順当にその馬が勝つケースが多いレース。今年は皐月賞馬・ロゴタイプがそれに当たるが、同馬は洋芝実績も十分。この馬を軸にデータでの好走率が高い牝馬＆種牡馬のリピートを狙うのがベターか。

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【データで見るオススメ馬】

★ロゴタイプ
→過去10年の札幌記念において、前走Ｇ１組は【４・５・４・14】複勝率48.1％。３歳でこのレースを制したアドマイヤムーンやサクラプレジデントは前走Ｇ１組かつ洋芝勝利実績のあった馬で、それを満たすこの馬はここでは負けられないといったところか。

【馬場で見るオススメ馬】

★ラブイズブーシェ
→函館・札幌の洋芝では【２・１・１・０】馬券圏外なし。今年に入って５勝と馬が本格化を迎えた感があり、目下の勢いと洋芝適性を持ってすれば３連勝での重賞制覇があってもおかしくない。

【気候で見るオススメ馬】

★トウケイヘイロー
→６～８月【４・１・０・０】連対率100％。新潟芝1400ｍに阪神芝2000ｍ、函館芝2000ｍとすべて異なる条件での成績ということで、よほど夏が合っているのだろう。洋芝適性も問題なく、三度の逃げ切りがあっても。

【ローテーションで見るオススメ馬】

★レインボーダリア
→過去10年の札幌記念において、牝馬は【４・２・２・９】複勝率47.1％。前走函館記念は６着に敗れたが、実績に乏しい中９週以上の間隔があいたレースだった。前走より間隔が詰まる点、開催が進んで時計のかかる馬場も魅力だ。

【血統で見るオススメ馬】

★エアソミュール
→過去に３着内実績のある種牡馬のリピート好走が目立つ札幌記念。同馬の父ジャングルポケットは過去10年で２頭の勝ち馬を輩出しており、このレースとの血統的相性は抜群。２走前のような競馬ができればこの相手でも引けを取らない。

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