2013年06月25日
前編からの続き
■ラジオＮＩＫＫＥＩ賞傾向その２「芝右回りで２勝以上」
過去10年のラジオＮＩＫＫＥＩ賞において、芝右回りで２勝以上という馬が馬券圏内に入れなかった年は一度もない。オペラダンシングやサニーサンデーのように左→右回り替りで一変というケースも多く、右回り実績は重要なファクターだ。
2013年ラジオＮＩＫＫＥＩ賞出走登録馬中、芝右回りで２勝以上という馬は以下の通り。
・アドマイヤドバイ
・カフェリュウジン
・シンネン
・ダイワブレイディ
・バロンドゥフォール
・ブリリアントアスク
・ミエノワンダー
カフェリュウジンは左回り【０・２・０・４】に対し、右回り【２・０・０・０】。左回りの前走は強力な降級馬が揃った古馬混合戦で、そこでの５着は高く評価できる。２戦２勝の右回り替りなら軽視は禁物だ。
■ラジオＮＩＫＫＥＩ賞傾向その３「軽ハンデ」
ハンデ戦になった2006年以降のラジオＮＩＫＫＥＩ賞において、人気薄激走をかましているのは斤量53ｋｇ以下の軽ハンデ馬。同世代間での斤量差により、以前にも増して荒れるレース傾向が見受けられる。
2013年ラジオＮＩＫＫＥＩ賞出走登録馬中、53ｋｇ以下の馬は以下の通り。
・カフェリュウジン
・ダイワストリーム
・ダイワブレイディ
・トルークマクト
・ブリリアントアスク
・ベルゲンクライ
・ラシーマ
■ラジオＮＩＫＫＥＩ賞のデータ分析まとめ
ＮＨＫマイルカップ上位馬が人気を集めるであろうレース。とはいえ春のＧ１を戦った疲労からか思わぬ敗戦を喫したケースもあり、トゥザグローリーがその典型。フレッシュ度と「使われていない上積み」を重要視したいところだ。
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【データで見るオススメ馬】
★トルークマクト
→ハンデ戦になった2006年以降のラジオＮＩＫＫＥＩ賞において、人気薄激走をかましているのは斤量53ｋｇ以下の軽ハンデ馬。芝1800ｍの持ち時計はメンバー中最速で、開幕週の馬場向きのスピードがあるだけに出走が叶うようなら。
【馬場で見るオススメ馬】
★カフェリュウジン
→左回り【０・２・０・４】に対し、右回り【２・０・０・０】。左回りの前走は強力な降級馬が揃った古馬混合戦で、そこでの５着は高く評価できる。２戦２勝の右回り替りなら軽視は禁物だ。
【気候で見るオススメ馬】
★インプロヴァイズ
→気候／寒〜涼【０・１・１・２】に対し、気候／暖〜酷暑【２・０・１・０】。昨年夏競馬での好走歴もあり、暑い時期は得意とするところ。このレースに強い堀厩舎所属という点も魅力だ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★ガイヤースヴェルト
→過去10年のラジオＮＩＫＫＥＩ賞において、前走ＮＨＫマイルカップ組は【０・１・２・３】複勝率50.0％。追い込み決着のＮＨＫマイルカップで先行して５着なら悲観する内容ではないし、開幕週の利を活かしての粘り込みが期待できる。
【血統で見るオススメ馬】
★ミエノワンダー
→グラスワンダー×サンデーサイレンスの配合馬は福島芝1800ｍで【０・２・１・５】複勝率37.5％。このレースでもスクリーンヒーローが14番人気２着の激走をかましており、血統背景から舞台替りはマイナスにはならない。
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