2013宝塚記念－３強対決濃厚、データ面での死角は？（後編）【データ分析ＯＮＥ】

穴馬データ分析

2013宝塚記念－３強対決濃厚、データ面での死角は？（後編）【データ分析ＯＮＥ】

2013年06月18日

前編からの続き

■宝塚記念傾向その２「４歳馬」

過去10年の宝塚記念において、４歳馬の成績は【６・３・４・35】複勝率27.1％。馬券圏外に入れなかった年は一度しかなく、軸として選ぶならこの組からがベターと言えそうだ。

2013年宝塚記念出走登録馬中、４歳馬は以下の通り。

・ゴールドシップ
・フェノーメノ
・ローゼンケーニッヒ

フェノーメノは明け４歳以降負けなし。前走は不安視された距離と関西圏への遠征を克服し、まさに上々一途。並み居る強豪を蹴散らしてのＧ１連覇の可能性は十分だ。

■宝塚記念傾向その３「上がり３ハロン最速」

過去10年の宝塚記念において、上がり３ハロン最速の成績は【５・４・０・１】複勝率90.0％。前残りでの決着がほとんどない宝塚記念において、切れる脚を使えるというのは大きなアドバンテージとなる。

2013年宝塚記念出走登録馬中、上がり３ハロン最速での重賞勝ちがある馬は以下の通り。

・オルフェーヴル
・ゴールドシップ
・ジェンティルドンナ
・スマートギア
・ダノンバラード
・トーセンラー
・ナカヤマナイト
・ヒットザターゲット
・フェノーメノ

■宝塚記念のデータ分析まとめ

オルフェーヴルの回避により、４強が３強になった印象の宝塚記念。少頭数のレースということで紛れもなく、実力馬の真っ向勝負が見られそうだ。３強はデータ面でもこれといった死角がなく、無理な穴狙いは禁物かもしれない。

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【データで見るオススメ馬】

★ジェンティルドンナ
→過去10年の宝塚記念において、前走Ｇ１で３着内という馬は【４・５・３・19】複勝率38.7％。海外遠征帰りとなる同馬は国内に限定すれば５連勝中。特殊な阪神芝2200ｍ内回りがポイントだが、絶対的能力はこのメンバーでも上位にランクできる。

★フェノーメノ
→過去10年の宝塚記念において、４歳馬の成績は【６・３・４・35】複勝率27.1％。同馬は明け４歳以降負けなし。前走は不安視された距離と関西圏への遠征を克服し、まさに上々一途。並み居る強豪を蹴散らしてのＧ１連覇の可能性は十分だ。

【馬場で見るオススメ馬】

★ゴールドシップ
→過去10年の宝塚記念において、上がり３ハロン最速の成績は【５・４・０・１】複勝率90.0％。天皇賞・春では人気を裏切ってしまったが、今回は少頭数かつ皐月賞・有馬記念と同じ小回りコースでマクリやすい条件が揃った印象だ。切れ味を活かせるこの舞台なら。

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