2013年04月09日
前編からの続き
■皐月賞傾向その２「芝1600ｍ連対実績」
過去10年の皐月賞において、良馬場で行われた年に限定すると芝1600ｍ連対実績のあった馬によるワンツーは５回を数える。３着まで範囲を広げてもメイショウボーラーやセイウンワンダー、エイシンチャンプといったマイラーが好走している点から、良馬場の皐月賞ではマイルをこなせるスピードが求められるのだろう。
2013年皐月賞出走登録馬中、芝1600ｍ連対実績のある馬は以下の通り。
・クラウンレガーロ
・コディーノ
・コパノリチャード
・テイエムイナズマ
・メイケイペガスター
・ロゴタイプ
芝1600ｍを連勝中のコパノリチャードはいかにもマイラーといった印象。とはいえ良馬場の皐月賞はそういった馬が好走する傾向にあり、秘めたるスピード能力は見逃せない。
■皐月賞傾向その３「関西馬」
過去10年の皐月賞において、関西馬の成績は【９・６・９・93】複勝率20.5％。関東馬の成績【１・３・１・57】複勝率8.1％と比較するとその差は歴然で、信頼度としては関西馬に分がありそうだ。
■皐月賞のデータ分析まとめ
ロゴタイプを除く有力馬が揃って人気を裏切った今年の３歳牡馬クラシックの前哨戦。2009年以降の皐月賞は「前走１番人気１着」という馬が毎年連対しており、それに該当するロゴタイプもしくはコパノリチャードを中心視するのがベターか。
↓↓↓
【データで見るオススメ馬】
★ロゴタイプ
→2009年以降の皐月賞は「前走１番人気１着」という馬が毎年連対を果たしている。これ以外に過去10年の皐月賞において、前走３月トライアル勝ち馬が馬券圏内に入れなかった年は一度もないというデータもあり、データ上での死角はほとんどない。
【馬場で見るオススメ馬】
★コパノリチャード
→過去10年の皐月賞において、良馬場で行われた年に限定すると芝1600ｍ連対実績のあった馬によるワンツーは５回を数える。良馬場の皐月賞ではマイルをこなせるスピードが求められ、芝1600ｍ連勝で臨む同馬のスピード能力は見逃せない。
【気候で見るオススメ馬】
★クラウンレガーロ
→気候/寒〜涼【０・１・０・２】に対し、気候/暖〜酷暑【２・１・０・０】。気候/寒→涼替りの前走で大幅な変わり身を見せており、過去の皐月賞好走馬に夏の重賞連対馬が多い点も魅力だ。
【ローテーションで見るオススメ馬】
★コディーノ
→過去10年の皐月賞において、朝日杯ＦＳ３着内→弥生賞掲示板内から皐月賞に臨んだ馬の成績は【１・１・２・３】複勝率57.1％。小回りの中山を使われ続けたローテーションが功を奏している印象で、巻き返しの可能性は高い。
【血統で見るオススメ馬】
★フェイムゲーム
→ハーツクライ産駒は中山芝2000ｍで【８・11・13・33】複勝率49.2％。この馬自身中山芝2000ｍは２戦２勝と相性抜群で、距離延長で一変があってもおかしくない。
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【田原基成のレース予想】
◎10 ターフェル（５番人気１着）
○9 コスモトゥルーラヴ
▲3 ケルンフォーティー
△2 エメラルスピード（３番人気３着）
△8 ホーマンベルウィン（11番人気２着）
×13 ゴールドカルラ
【ターフェル◎の理由】
ターフェルは２走前の上がり３ハロン33秒8が秀逸。
少頭数でも前に行きたい馬が揃ったここは展開面も味方しそうだ。
・買い目
（3連単1軸マルチ）
10→9,3,2,8
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