2013年01月31日
「第５３回きさらぎ賞」（３日、京都）の追い切りが３０日、東西トレセンで行われ、リグヴェーダが３頭併せで最先着と鋭い伸び脚を見せて上昇ぶりをアピールした。
リグヴェーダは新コンビを組む浜中を背に、ＣＷコースでファーザモア（３歳未勝利）とサトノシーザー（４歳５００万）と３頭併せ。道中は最後方から追走して直線は最内へ。鞍上が手綱を動かしてゴーサインを送るとスッと反応。軽快なフットワークで前をいく２頭に並びかけると、そこからまたもうひと伸び。食い下がる真ん中のファーザモアを問題にせず、半馬身の先着だ。浜中が乗り味を絶賛した。
「乗りやすい馬。まだ馬が若くて遊ぶところがあるけど、追ってからは血統馬らしい走りをします。フットワークがいいですね」
池江師も「動きやすくて時計が出る馬場だったことを考慮しても、良かったと思う」と目を細めた。
父がディープインパクトで、半兄にＧ１・４勝馬ゴールドアリュールがいる良血馬。父の泰郎氏が管理した“池江ブランド”の結晶が重賞Ｖで軌道に乗るか。クラシック世代のエース誕生をトレーナーは心待ちにしている。
（スポニチアネックス）
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