2012年09月28日
今週は中山競馬場でスプリンターズSが行われます。ロケットマンが参戦した昨年と比較しても豪華なメンバーで、とりわけ安田隆厩舎の3頭+サマースプリントシリーズ覇者・パドトロワを中心とした今年は日本馬が強力な印象です。
ところが、本日発表された枠順を見てビックリ。
・6枠11番パドトロワ
・7枠13番ダッシャーゴーゴー
・7枠14番カレンチャン
・8枠16番ロードカナロア
有力馬が面白いように外枠に行ってしまいました。強い馬からしたら枠順なんて関係ねぇぐらいで笑い飛ばしちゃうんでしょうが、気になるのはフィフスペトルを管理する加藤征調教師のコメント。
「・・・あとは外枠は引きたくないです。3、4馬身ロスがありますし、余計に脚を使ってしまいますからね」
ですって。
このコメントを鵜呑みにすれば、戦わずして上記に挙げた4頭は3,4馬身のハンデを背負ってしまうと。ちなみにフィフスペトルはちゃっかり1枠2番を引いているわけで。
そこで今回調べてみたいのが、2012年スプリンターズSが行われる中山芝1200mと枠順の関係。秋開催というのがミソなので、2007~先週終了時点での9~10月中山芝1200mにおける枠順別データ傾向を調べてみました。
■中山芝1200mと枠順の関係その1・・・ラッキー7の7枠に注意!
先のコメントから外枠はほとんど勝っていないんだろうな~と思って調べたところ、次のような傾向が出てきました。2007~先週終了時点での9~10月中山芝1200mにおける枠順別勝利数です。
・1枠→10勝
・2枠→11勝
・3枠→9勝
・4枠→10勝
・5枠→7勝
・6枠→9勝
・7枠→16勝
・8枠→7勝
断トツの16勝を挙げているのは7枠。勝率でも唯一10%超えを果たしており、外枠だからといってバカにしたもんじゃありません。
ちなみに2007年以降のスプリンターズSにおいて、7枠に入った馬の成績は【2・1・2・4】複勝率55.6%。2008年~4年連続で7枠に入った馬が馬券圏内を確保しています。ダッシャーゴーゴー、カレンチャンにとっては良いデータと言えます。
■中山芝1200mと枠順の関係その2・・・内田博幸は内枠でこそ狙い目!
このままじゃ加藤征調教師のコメントがウソになってしまう!ということで今度は内枠にスポットを当ててみます。今度は、中山芝1200mかつ内枠が得意な騎手を探そうというものです。2012年スプリンターズSも福永・蛯名・内田博といった歴戦の猛者が内枠からレースを進めます。
で、調べたところスゴかったのが内田博騎手。2007~先週終了時点での9~10月中山芝1200mにおける枠順別成績はこのようになりました。
・1~3枠【4・1・0・5】複勝率50.0%
・4~6枠【0・2・0・12】複勝率14.2%
・7~8枠【2・0・0・6】複勝率25.0%
これを見ると、やっぱり内枠なんだなぁと感じてしまいます。近2走は外枠を引いて能力全開とはいかなかったエーシンヴァーゴウですが、中山芝1200m内枠名手・内田博騎手への乗り替りは魅力的すぎます。
■クロフネ産駒は中山芝1200mの適性抜群!
では最後に、ざっと目を通してほしいデータを置いておきます。
(2007~先週終了時点での9~10月中山芝1200mにおける出走予定馬の当該条件種牡馬複勝率ランキング上位3頭、5戦以上のデータがある馬・騎手を集計対象)
★種牡馬
1位クロフネ【2・3・1・2】複勝率75.0%
(出走予定馬:カレンチャン、スプリングサンダー)
2位ファルブラヴ【3・0・2・5】複勝率54.5%
(出走予定馬:エーシンヴァーゴウ)
3位アドマイヤコジーン【3・2・3・8】複勝率50.0%
(出走予定馬:マジンプロスパー)
★騎手
1位池添謙一【2・0・1・2】複勝率60.0%(騎乗予定馬:カレンチャン)
2位安藤勝己【0・2・2・3】複勝率57.1%(騎乗予定馬:パドトロワ)
3位岩田康誠【1・1・0・3】複勝率40.0%(騎乗予定馬:ロードカナロア)
★★データガラパゴスの推奨馬★★
・ダッシャーゴーゴー
・カレンチャン
・エーシンヴァーゴウ
・パドトロワ
↓↓↓
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