３つの悪条件を跳ね返したフェノーメノ、次走パンパンの良馬場なら好勝負必至

2012年09月17日

【４回中山３～５日目の馬場傾向】

セントライト記念　２着　スカイディグニティ（四位騎手）
「スピード面で少し見劣りするので、直前の雨が良かったです。ある程度スタートを出られたし、ラチ沿いをロスなく行けました。距離は長い方がいいです。折り合いは大丈夫ですし、菊花賞が楽しみです」

日曜までは高速馬場だった中山芝。しかし月曜は稍重スタートに加えて、馬場が回復したメインレース直前に雨。前日までの高速馬場は鳴りを潜めていた。

それを踏まえた上で次走注目馬として挙げたいのが同レースを制したフェノーメノ。外枠＋直前の雨、次を見据えた仕上げと凡走するならここしかないといった感じだったが、４角先頭で他馬を寄せ付けなかった。ダービーを見るより馬場は乾いただけ良いタイプで、次走菊花賞であっても天皇賞・春であっても良馬場なら好勝負必至だ。

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【４回阪神３～５日目の馬場傾向】

瀬戸内海特別　４着　ネオザウイナー（浜中騎手）
「この馬の正攻法のレース、ペースが速いレースの中、切れ負けしました。でもスムースならこれくらいは走れます。本当に頑張ってくれました」

今週も雨が降らず、良好な状態で迎えた阪神芝。月曜は外回りを中心に外差し傾向も見られたが、土曜に関しては前に行った馬＆インを突いた馬の天下。時計も速く、求められる上がりも速かった

それを踏まえた上で次走注目馬として挙げたいのが同レース５着のアルマリンピア。稍重の阪神芝、時計のかかる中京芝好走歴が示すように、高速馬場は苦手なのだろう。これからの季節は雨も多くなるし、上手いこと雨のタイミングでレースを迎えたとき一変が期待できる。

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