2012年06月29日
■血統はどんぐりの背比べ
まずは、2009〜先週終了時点でのラジオＮＩＫＫＥＩ賞出走予定馬の種牡馬複勝率ランキング上位３頭を見てみよう。
１位シンボリクリスエス【３・６・３・27】複勝率30.8％
（出走予定馬：ウイングドウィール）
２位ホワイトマズル【２・１・１・９】複勝率30.8％
（出走予定馬：ドリームトレイン）
３位キングカメハメハ【５・２・３・23】複勝率30.3％
（出走予定馬：ハイクラウン）
どんぐりの背比べといった感じだが、勝ち数を考慮すればキングカメハメハ産駒が好相性を示している。ホワイトマズル産駒も出走頭数の少なさを踏まえれば悪くない数字だ。
■騎手は丸田騎手がぶっちぎりの好成績
続いて騎手。こちらも2009〜先週終了時点でのラジオＮＩＫＫＥＩ賞出走予定馬の騎手複勝率ランキング上位３名を見てみよう。
１位丸田恭介【６・１・６・12】複勝率52.0％（騎乗予定馬：ダイワマッジョーレ）
２位戸崎圭太【１・１・１・３】複勝率50.0％（騎乗予定馬：ファイナルフォーム）
３位蛯名正義【５・４・１・15】複勝率40.0％（騎乗予定馬：ロードアクレイム）
北海道でも好成績を残している丸田騎手が抜けた数字を記録している。それほど人気馬が集まらない状況からすれば相当に評価できるもので、よほどこのコースとの相性が良いのだろう。戸崎圭騎手も数少ない騎乗機会できっちり結果を出している。
■まとめ
血統面で強調材料となる馬は少ない。ならばここは騎手という側面を重視してみたいところ。このコースで圧倒的な成績を残している丸田騎手騎乗・ダイワマッジョーレは自身のコース適性も含めて強調できる１頭だ。戸崎圭騎手のファイナルフォーム、今年の福島芝1800ｍ【１・２・０・４】複勝率42.9％の蛯名騎手騎乗・ロードアクレイムも外せない。
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(競馬天気:金曜コラム「データガラパゴス」より)
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