札幌記念、洋芝での上がり3Fが光る2頭に期待

2010年08月20日

GI馬が多数出走するハイレベルなG�供�札幌記念。先週のクイーンSとは対照的に札幌記念は上がり3Fの数字が問われるレースで、過去10年、上がり3F最速馬の成績は【5・3・0・3】連対率72.7%。連対を外した年は過去10年で2回しかなく、洋芝という特殊な条件でいかに速い上がりを使うことができるかがポイントとなる。

そこで今回は、近5走で上がり3F3位以内を使った回数に加えて、洋芝の函館・札幌の近5走における上がり3F3位以内を使った回数を比較材料として挙げてみたい。なお、「着順」については、最速上がり3Fを計時した際の着順とする。

(左から馬名、最速上がり3F、着順、上がり3F3位以内計時回数)

【近5走】
・ジャミール 34.6秒 7着 4回
・ヒルノダムール 33.1秒 1着 4回
・シャドウゲイト 35.0秒 10着 3回
・マイネルキッツ 34.2秒 2着 3回
・アクシオン 33.1秒 1着 3回

【函館・札幌】
・アクシオン 34.4秒 2着 4回
・エアジパング 35.3秒 3着 3回
・サクラオリオン 34.3秒 3着 4回
・フィールドベアー 34.9秒 3着 3回
・マイネルキッツ 35.6秒 1着 3回


かなり条件を狭めたが、どちらの条件にも当てはまった馬はマイネルキッツただ1頭。前走の天皇賞・春では、ここでも人気が予想されるジャミールを1.6秒離しての2着。メルボルンカップへの壮行レースの意味合いが強いのは確かだが、これまで同馬が戦ってきた相手を考えると、現時点での評価はあまりにも低いような気もする。

もっとも、戦ってきた相手で考えれば世代の違いこそあれど春のクラシックシーズンを戦い抜いたヒルノダムールを格上、と取る手もある。エイシンフラッシュ、ヴィクトワールピサ、ダノンシャンティといった同世代のGI馬相手に上がり3Fの数字で上回った切れ味は並大抵のものではない。洋芝適性が鍵を握るが、洋芝巧者が多いマンハッタンカフェ産駒なら問題なしか。

アーネストリー、マイネルスターリーといった近走勢いのある洋芝巧者がいる今回。当欄は2頭に敬意を払いつつ、近5走&洋芝での上がり3Fの数字からアクシオン、マイネルキッツを推したい。

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