2011年11月17日
富士Ｓを制して意気上がるエイシンアポロンが坂路で好時計を叩き出した。ラストだけ気合を付けられて、４Ｆ５１秒４〜１Ｆ１２秒２を軽々とマーク。昨年の皐月賞以来のコンビとなる池添が好感触を口にする。
「５１秒ぐらいでという指示だった。きょうの重たい馬場でいい時計、いい反応を見せてくれたね。いい状態だと思う」
２歳時から常にトップレベルで活躍してきたが、１年ぶりの実戦だった前々走以降はさらにパワーアップした印象だ。とりわけ前走はメンバー中最速となる上がり３Ｆ３４秒８を使っての差し切り。２年ぶりの白星で大一番へ弾みをつけた。
「距離は１６００がベスト。状態も今が一番いいときじゃないですかね」と松永昌師が並々ならぬ手応えを感じさせる。過去３勝が稍重２回と不良１回だけに、雨予報はもちろん歓迎材料。天も味方につけて悲願のＧ１制覇を目指す。
（スポニチアネックス）
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