京都芝は依然として速い時計出る、イン有利の傾向も

2011年10月15日

●雨で時計かかる芝、日曜は内から乾く馬場に注意【4回東京4日目馬場傾向】

東京芝は稍重/水少→2Rから稍重/水多→10Rから稍重/水少。水はけの良さが際立つ東京芝だが、ペース次第で速い上がりこそ出るが時計そのものはかかっていた。馬場が回復すれば東京芝の特徴である「内から乾く」現状が起こるものと思われ、極端なイン有利の馬場になる可能性がある点に注意したい。

東京ダートは稍重/水少→2Rから稍重/水多。馬場が渋って前が止まらない馬場になり、時計も速くなっていた。日曜東京もパサパサのダートまでの回復は考えにくく、逃げ・先行馬重視のスタンスを取りたい。

●依然として時計の出る芝、イン有利の傾向も【5回京都3日目馬場傾向】

京都芝は重/水少→6Rから稍重/水多。2歳未勝利・芝1600mで1分34秒7という時計が出でおり、馬場は悪くとも依然として時計の出る馬場コンディション。また、人気薄で好走した馬のほどんどが逃げ・先行馬or内枠を引いた馬だった点から、イン有利の傾向が出ていた点に注意したい。有力馬が外に集まった秋華賞の穴馬は内枠に潜んでいるのかもしれない。

京都ダートは不良。この馬場で一気に時計が速くなっており、脚質どうこうよりもこの馬場に適性があるか否かが分かれ目。人気で凡走した馬も人気薄で好走した馬も、今回の結果を鵜呑みにしないようにしたい。

●開幕週でも差し・追込利く芝、前走洋芝組の激走目立つ【5回新潟1日目馬場傾向】

新潟芝は稍重/水少→9Rから良/水多。開催終了後に芝の張り替えを行わなかったということもあり、開幕週から差し・追込が利いていた。上がりも決して速いわけではなく、夏の新潟とはまったくの別物。7Rのゴールデングローブや12Rのメジロガストンのように前走洋芝の北海道組が激走を見せており、分類としては重い芝なのかもしれない。

新潟ダートは稍重/水少。こちらは特に目立った傾向は見られなかった。

京都芝は秋華賞時とよく似たイン有利の馬場

東京芝は差し・追込馬の天下、もっとも切れる馬が狙い目か

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京都芝は依然として速い時計出る、イン有利の傾向も

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